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平成の名作ゲーム「首都高バトル」が令和に復活。PC版をきっかけに海外ゲーマーの注目集める

平成の名作ゲーム「首都高バトル」が令和に復活。PC版をきっかけに海外ゲーマーの注目集める

首都高バトル 画像:元気株式会社

海外観光客が大黒ふ頭を訪れるほどの認知度

首都高バトルが誕生したのは1990年代。開発元であり、最新作も手がける「元気」によれば、当時盛り上がりを見せたゼロヨンやチューニング文化が背景にあるという。雑誌「Option(オプション)」や「CARBOY」、漫画「湾岸ミッドナイト」などがクルマ好きの若者の心を熱くしていた時代だ。

シリーズ初作は1994年発売のスーパーファミコン版「首都高バトル’94 ドリフトキング 土屋圭市&坂東正明」。当時主流だったサーキット中心のレースゲームとは一線を画し、“首都高でのリアルなバトル”を再現した点が支持を集めた。

そして1999年のドリームキャスト版で登場した独自ルール「SPバトル」は、ドライバーの精神力=スピリットポイントを削り合うシステムとして今作にも受け継がれている。

2006年発売の「首都高バトルX」(Xbox 360)を最後にシリーズはいったん幕を下ろしたが、18年ぶりに復活。背景には、PCやモバイル、VRなどプレイ環境の進化がある。

プラットフォームに「Steam(スチーム)」を選んだ理由は、世界中のプレイヤーに届けやすいこと、そして開発中の作品を先行販売しユーザーからフィードバックを得られる「早期アクセス」という開発モデルの存在だという。

実際、PC版「首都高バトル」は北米と日本で高い販売比率を示しているが、ドイツやイギリス、フランスといった欧州、さらに東南アジアでも人気が拡大している。最近では、海外の観光客が“大黒ふ頭”を訪れるケースが増えており、その一因にこのゲームの影響があるとも言われている。

そして、注目のプレイステーション5版にも期待が集まる。基本的にはPC版をベースにした移植とのことだが、ハード性能を活かしたグラフィックや挙動の最適化など、さらなる進化に期待が高まる。発売時期は未定ながら、“そう遠くない夜”にまた首都高で会えるはずだ。

(終わり)

(写真:元気株式会社)

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