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高速道路で損してない? 通行料金値上げラッシュの今こそ覚えておきたい割引制度まとめ

高速道路で損してない? 通行料金値上げラッシュの今こそ覚えておきたい割引制度まとめ

写真:アフロ

値上げ連発のいま、損しないために

物価高騰でぼくら庶民の生活は苦しくなるばかり。ガソリンの値上げだけでなく、高速道路や有料道路の通行料まで上昇傾向だ。まったく勘弁してもらいたいところだが、こんな状況だと、通行料が高い時間帯を避けたり、割引制度をうまく活用するなどの対策が必須。そんな節約に役立ちそうな情報をまとめてみた。

まずは最近の高速&有料道路の通行料の状況を確認しておこう。首都高は、2022年4月から新料金が適用され、上限額が普通車で1,320円→1,950円へ、大型車は2,080円→3,110円へと引き上げられた。

また高速道路については、“混雑期の交通分散”という理由づけにより、東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路、宮城県道路内で、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の休日割引が廃止された。連休中は本来、休日割引が適用されるが、これらの旗艦は土日も休日割引が効かないので注意が必要だ。

なお、連休期の休日割引の廃止は当面継続される見通しだ。

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2024年度に深夜割引制度が変わる

一方、2024年度内に、高速道路料金の「深夜割引」が見直される予定だ。現状の深夜割引は、午前0時から4時までにETC料金所を通過した場合、通行料が3割割引され、時間内に料金所に入るか、出るかのいずれかで適用されていた。

しかし見直し後は、割引の適用時間が22時から翌5時までに拡大される一方で、その時間内に通行した距離分だけが割引対象となる仕組みに変更される。

割引額は、現行では100km 超~200km 以下が25%引、200km 超は30%引となっていたが、これはそのままに、新たに400km超~600km以下が40%引、600km超~800km以下は45%引、800km超は50%引へと、距離が伸びるにつれて割引率が大きくなる。

こうなると、深夜に走行する方がお得ということになる。通行料が高い大型トラックは、なおさら深夜通行が増加するだろう。

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ETCマイレージサービスの割引を最大限活用しよう

こうした割引制度を利用するには、ETCの利用が前提となる。そしてそのETCには、ETCマイレージサービスというポイント還元制度がある。ETCマイレージサービスに登録すると、ポイント還元サービスを受けられるので、忘れずに登録しておきたい。

>>参考:ETCマイレージサービス

ETCマイレージサービスには、上記の深夜割引のほか、平日朝夕割引(地方部のみ)、休日割引の計3種の割引制度が設定されている。割引制度の概要を以下にまとめてみた。

平日朝夕割引:

平日の朝6時~9時、夕17時~20時に、NEXCO東日本/中日本/西日本の地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)、宮城県道路公社の仙台松島道路のETCゲートを通過し、その利用回数が5~9回の場合(1日1回)に、通行料金のうち最大100km相当分を約30%分還元される(利用回数が10回以上の場合は約50%分還元)。

休日割引:

土日・祝日に、普通車・軽自動車、二輪車で、NEXCO東日本/中日本/西日本の地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)、宮城県道路公社の仙台松島道路のETCゲートを通過した場合、20%を割引。

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「ETC周遊割引」や「ETCコーポレートカード」という割引制度も

このほか、一定の範囲内の高速・有料道路を、定額で利用できる「ETC周遊割引」という制度もある。これはNEXCO東日本の場合は「ドラ割」、NEXCO中日本では「速割」、NEXCO西日本は「みち旅」という具合に、それぞれサービスの名称や内容が異なるので、遠出の際には事前にチェックしておきたい。

もうひとつ大口・多頻度ユーザー向けの「ETCコーポレートカード」をご存じだろうか。こちらはNEXCO東日本/中日本/西日本が管理する地方部の高速道路、有料道路を1回の利用で100km以上、月に5回以上利用する場合にお得になる制度。月ごとの利用回数が5~9回の場合は30%、10回以上の場合は50%の割引が得られる。地方部の高速道路を高頻度で利用するユーザーは、要チェックだ。

このように高速道路・有料道路は、全体的に値上げ傾向にあり、一部割引制度もあるものの、その内容はやや複雑。とはいえ、うまく使用すれば、結構大きな割引が得られるので、一度、割引制度の内容をよく吟味し、ご自身の用途と照らし合わせてみてはどうだろう?

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<終わり>

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