次期ポルシェ マカンは全車EVになる、の衝撃発表が文字通り事実であるこれだけの理由(追記あり)
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
次期型マカンに話を戻せば、そもそもEVも設定するけれど、基本は48V化だけ、しかもそれは2~3年後かそれ以降というのなら、こんなリリースを今、出す必要があるだろうか。もちろん戦略としてはアリかもしれないが、だとしたらその戦略が何かにプラスにならなければならない。タイカンへの期待を盛り上げる? いや、それなら視線をタイカンに集中させた方がいい。ポルシェの電動化への本気度を示すという意味ではアリかもしれないが…?
更に言えば、ポルシェはメルセデス・ベンツが続々採用中の48Vテクノロジーには実はあまり積極的ではない。ポルシェはすでにEV用に800Vシステムを持っており、またPHEVモデルには382Vシステムを使っている。その上、更に48Vシステムを持つことにどれだけのメリットがあるのかというわけだ。一理ある。
価格はどうか。マカンがEV化したら、本当に今より高くなって売れなくなるのだろうか。まだ参考になる例は多くは無いが、テスラ モデルSの現在の価格はエントリーの75Dで1003万円。アウディe-tron、メルセデス・ベンツEQCも、この1000万円を下回る辺りを狙っているとされる。マカンはこれらよりもひと回りコンパクトだから、バッテリー容量は近いところにあるとしても、少なくともマカンSやマカン ターボの価格レンジを実現するのは非現実的ではない。
テスラ モデル3という比較対象もある。航続距離約400kmのミッドレンジでアメリカでの車両価格は約520万円、約498kmのパフォーマンスで約730万円と、現状の日本仕様のスターティングプライス、699万円のマカンとは価格帯が重なってくる。まして次期型マカンのデビューは2~3年後。バッテリー価格を巡る状況は更に変化していてもおかしくないとなれば…。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダ 新型「WR-V」純正アクセサリー人気ランキング 第1位はタフ感アップの定番パーツ
見た目に惚れて選んでも後悔しない魅力がある【試乗レポート メルセデス・ベンツ CLA】
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
今夏、北米で発売予定の新型日産「キックス」新着フォト集! 国内仕様に期待膨らむ!
【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000万円強、日本には何台入る?
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由