トヨタ ライズは迷わず選択できる素晴らしい実用SUVだが、カーマニアを自覚される方は慎重に判断を
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 316
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 316
「新時代の国民車」を探す実地調査企画の第26回。今回の調査対象は、今売れに売れている5ナンバーサイズのコンパクトSUV、トヨタ ライズである。
>>国民車とは?
ご承知のとおりトヨタ ライズは、ダイハツが「ロッキー」として開発した小型SUVのOEM供給版。両者の中身は同じだが、フロントまわりのデザインやグレード構成、ボディカラーなどに若干の違いがある。
搭載エンジンはダイハツの直列3気筒1Lターボで、そこに組み合わされるトランスミッションはダイハツが独自開発した「D-CVT(デュアルモードCVT)」というもの。
これは通常の金属ベルト式CVTに遊星ギア式動力分割機構を追加したものであり……と書くとなんだかよくわからないが、要するに動力の伝達経路を分割することで効率が上がり、低速域と高速域の双方でいい感じになる。さらには省燃費性能も向上する――とだけ、我々一般人は覚えておけば十分だろう。
車台は現行型のダイハツ タントで初採用された「DNGAプラットフォーム」の小型車用で、駆動方式はFFと4WD。今回の試乗車両は、ライズ側の最上級グレード「Z」のFF版である。
いきなり結論から申し上げると、トヨタ ライズという車は「心にカーマニアを飼っているかどうか」で評価が大きく変わる車だ。
もしも貴殿の中に「カーマニア」が住んでいないか、あるいは住んでいたとしてもほぼ隠居状態であるならば、ライズは大変に素晴らしい乗用車であり、国民にあまねく推奨されるべき大衆実用車だと感じるだろう。
だがもしも貴殿の中に「守旧派カーマニア」が今なお少なからず巣食っているのであれば――おそらくはさほど満足できないはずだ。
以下、ご説明しよう。まずは、貴殿の心の中にカーマニアがいないものと仮定して。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
フィアット500/500C、新グレード「ドルチェヴィータ」追加、ブルーカラーの限定車も発売
ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む
ベントレーが家具の新コレクション発表「ミラノデザインウィーク2024」に出展して存在感をアピール
新ブランド「N」のバッジは半端じゃない! ヒョンデが持ち込んだ「IONIQ5 N」はサーキットも全開で走れる異次元のEVだった【動画】
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(2)】「SV」を冠するレンジローバースポーツには、たぶん敵わない
三菱自、ルノー・キャプチャーベースの欧州向けSUV「ASX」を大幅改良
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う