新型ゴルフRや e-ゴルフなど、両極をいくゴルフ4台に公道&サーキットで試乗
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
フォルクスワーゲン ゴルフはその登場以来、常に世界中のCセグメントコンパクトのベンチマークとして存在し続けているが、こと7代目は歴代随一の完成度を誇っているとボクは思っている。そしてこの7thゴルフが先ほどマイナーチェンジを受け、その性能にさらに磨きを掛けてきた。それは主に外観の化粧直しとインフォテイメント機能の充実、そして時代の先端を行く運転支援技術のブラッシュアップにあるが、肝心な動力性能面でも新開発の1.5リッターTSI Evoや、新型7速DSGの搭載などで話題を呼んでいる。
そして遂に、そのトップレンジである「ゴルフR」「ゴルフRヴァリアント」と、次世代を担う「e-ゴルフ」及び「ゴルフGTE」にも磨きが掛かった。今回はそんな、これからの時代に大きく関係する、両極の道を行く4台のゴルフを、スペインはマヨルカ島で試乗してきたのでこれをお伝えしよう。
空港から降り立ち、簡単なレクチャーを受けたあとにモータープールへ行くと、我々日本人ジャーナリストにはe-ゴルフとゴルフGTEが用意されていた。宿泊するホテルまでの道のりは約100km。海外のテストドライブとしては異例に短い距離だが、その1台がEVであることを考えると、バッファを含めた意味でもこれは妥当な配慮なのだろう。
ボクが最初に受け取ったのは、純EVであるe-ゴルフ。その外観は至ってフツーのゴルフだが、グリルに仕込まれたコの字型デイライトとブルーラインをあしらったグリル及びヘッドライトのコンビネーションが、強烈な主張をしていてハッとする。
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