新型ディスカバリーで初体験レベルの悪路を走破。快適性や使い勝手も十分
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
今回はオンロードのみならず、岩場と砂場が用意されていた。スタッフが高さ4~5mの巨大な岩を登れと指示を出してくるのだが、とてもクルマが登れそうな岩ではない。ともあれローレンジに入れ、テレイン・レスポンスでロックを選び、慎重にアクセルペダルを踏む。クルマがあり得ないほど上を向く。フロントウインドウ越しに見えるのは青空のみ。スタッフの声を信じ、さらに右足に力を込める。時折どこかのタイヤがズリッとスリップしながらもクルマは確実に登っていく。再び地平線とスタッフが見えてきた。どうやら無事に登りきったらしい。
今乗っているのはディフェンダーとかジープとかジムニーといった、言わばオフロードに特化したモデルではない。さっきまで高速道路を高級サルーン顔負けの快適さで駆け抜けてきたクルマだ。それがこの悪路走破性なのだから恐れ入る。4WDは電子制御多板クラッチを用いたフルタイム式で、基本の前後トルク配分は50対50。必要に応じて0対100~100対0の間で変化する。
レンジローバーが豊富なサスストロークを生かしてとにかく4輪を接地させてトラクションを稼ぐのに対し、ディスカバリーはタイヤが浮くことに対し無頓着で、電子制御によってトラクションを確保しているように見えた。すでにレンジローバーに採用されているATPC(オール・テレーン・プログレス・コントロール)、いわゆるオフロード走行時用のクルーズコントロールで、車両が速度維持を担うため、ドライバーは悪路でステアリング操作に集中できる機能も備わる。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
プリウスオーナーにおすすめ!鋭角のフロントガラスにフィットする内窓専用ワイパー カーメイト
ジープ 限定車「コマンダー オーバーランド」発売 ブラウン内装がプレミアムな室内空間を演出
レンジローバーイヴォーク 2025年モデル受注開始!PHEV車を中心に価格を見直し
ベテランだってチト怖い!? 鬼門!! [高速道路の合流]への恐怖心を払拭せよ!
昭和世代じゃなくてもグッとくる!? ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う