新レクサスLS海外試乗 ライバルを超えられるか
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
好き嫌い問わず日本車で欧州のプレミアムブランドと真っ向から対決できるクルマ(ブランド)はトヨタのレクサスしかないかもしれない。日産のインフィニティやホンダのアキュラが今後、日本市場でどのようにマーケティングするのか分からないし、実力的にもレクサスは日本を代表する高級車であることは間違いない。
2005年、北米で生まれ育った日本の高級車レクサスが、日本でもレクサス店で販売されるようになると、メルセデスやBMWと比較されることが多くなった。また、レクサスはハイブリッドという独自技術で世界と勝負するようになる。新型レクサスGSシリーズも欧州の主要マーケットにはハイブリッド以外のモデルは市販していない。
しかし、高級車としてメルセデスやBMWと比べると、現状の保守的なデザインや商品力では変化の早いプレミアムマーケットを凌駕することは難しく、その結果、中途半端なポジションとなってしまっていた。レクサスをさらに魅力的なブランドにするために、色々な角度からブランドをブラッシュアップし、より競争力の高い高級車作りを目指している、というのが最近のレクサスの裏事情なのだ。
レクサスブランドといえども、トヨタという大きな組織の中の一員では素早い動きができない。そこで開発とマーケティングを担当する二人の責任者で意志決定できる独立性の高い組織を構築し、最終決定は豊田章男CEOが了承するコンパクトなチームとして機能するようにした。さらには、今までは海外と国内に分断していたマーケティングも見直され、“ワールドワイドなレクサス”として生まれ変わったのである。
その第1弾は、今年の初めに発表されたGSシリーズ。そして第2弾となるのが、今回ビッグマイナーチェンジしたレクサスLSだ。ワールドプレミアの舞台はサンフランシスコ。新型LSは日本ではもちろん国産車なのだが、海外では立派な国際車である。メルセデスやBMWも、新型車を必ずしもドイツでワールドプレミアするわけではない。プレミアムブランドは世界を股にかけて活躍している。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタがTGMと組みSFで育成チームを新設! フェネストラズ、オサリバンらも加わり陣営は13台体制に|2025年TGR体制発表
日産『パトロール』が横浜ゴムの「GEOLANDAR X-CV」を新車装着
都内のタクシーが変わる? 相乗りタクシー「GO SHUTTLE」が運賃50~60%オフを実現、ただし乗客トラブル&マナーなど課題山積か
お正月の“三が日”はどこに駐車すべき!? 東京都心でも“合法的”に「無料」で駐められることがある? その方法とは
【オーストラリア】トヨタ新型「ランドクルーザープラド」登場! カクカクボディ&「旧型デザイン」の「カカドゥ」がカッコイイ! 「Vアクティブテクノロジー」搭載!? 日本仕様と何が違う?
ルーベンスの息子、エドゥアルド・バリチェロがWECデビュー。アストンマーティンでLMGT3参戦へ
やっぱ[SUV]は[マツダ]でしょ!! てか[現行]の[カタログ]見てもほぼ売れっ子だった件
クルマ好き永遠の憧れ「速度無制限のアウトバーン」! 「速すぎて危なくない?」「いつでも全開走行?」ドイツ在住ジャーナリストが真実を語る!!
マツダ「CX-60」の乗り心地が改善! 商品改良に加え、新グレードと特別仕様車の追加設定も。【新車ニュース】
「新幹線で当日配送」佐川急便とJR東海、三井不動産のホテル間荷物輸送サービスを2025年1月開始へ
「スランプってなんですか?」 スランプの対処法をレーシングドライバーに直撃したら一般人じゃ考えられない「強メンタル」揃いだった
約250万円! ホンダ新型「フリード」最安グレードは「買い」!? シエンタ最安モデルよりも「40万円以上高い」理由とは
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【新旧エクストレイルをカスタム!】ポタ電10台搭載の災害対応キャラバンなど、日産の「オートサロン2025」出展車両を事前公開
新型「レクサス GX」争奪戦は年始~。公取協の指導で“先着順”のフェアな販売に変わるのは朗報!
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!