ボルボV60最速レポ、スポーツワゴンの実力!
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:中野 英幸
つり上がった目に抑揚の付いたボディライン、バンパーの盛り上がりはマッチョなイメージをも持たせる。なるほどこれが新しいボルボか…。そんなことを思ったのは昨年秋のこと。ボルボのホームタウン、ヨーテボリでの新型S60&V60の初見では、これまでとは大きく異なる路線に少しばかり戸惑ったのを覚えている。かつてフラッグシップであるS80の紹介記事に「他を威圧するつり上がった目を持つドイツ車とは“違うデザイン”がボルボの世界」と書いたことを思えば、印象は180度変わった。
XC60から始まったボルボの新世代デザインはこれで3モデル目。これまでのクールなスウェデッシュデザインは、アグレッシブな走りをイメージさせるホットなものとなった。ただ、その変化を素直に受け入れられたかといえばそうでもない。ヨーテボリでのデザインディレクターによるプレゼンテーションでも、その翌日に行われたイタリアでのテストドライブでも、まだまだ拒否反応は少なからずあった。
だが、ここへきてグッとそれがおさまり、かっこよく見えてきた。初見からおよそ8ヶ月、実車はもちろん、動画などを見ているうちに印象は変わり始めたのだ。しかも、トレンドを加味した線や面の処理にさえ、オリジナリティを感じる。ヨーテボリでデザイナーが「10年後に振り返ったとき、ボルボデザインのスタートはここだったという仕上がりです」、とコメントしたのも分からなくもない。
V60はこれまでのボルボのイメージを裏切ったパッケージングをしている。いうなれば、かつてのアルファ・156スポーツワゴンのようで、カーゴ容量を無視してデザイン優先でつくられた感すらある。まさにスポーツワゴン、これまでのエステートとは別物だ。もしアナタがリアゲートを開けて眉をひそめたら、すかさずボルボのスタッフはこう言うであろう。「もっとスペースが欲しければXC60をどうぞ」と。
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