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FCXクラリティ・レポート 久々に心底欲しいホンダ

未来がまた一歩、現実に近づいた。

昨年11月のロサンジェルス・ショーで発表されたホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」が、ついに米国でリースを開始。そして秋からは日本でもリースを始める。

リースを開始するのだから当然生産も始まっている。ホンダは既に今回の試乗会前日の6月16日に第1号車をラインオフしアメリカへ送った。アメリカではwebで個人リースの希望者を募ったところ、実に5万件を超える応募が殺到。その中から選ばれた5人に7月から納車が始まる。そう、現時点で既に生産ラインは稼働しているのである。

しかもこの生産ラインが設けられたのは、栃木県・高根沢町にあるホンダ四輪新機種センター。高根沢と聞いてピンと来た人は相当のホンダ通に違いない。そう、ここはかつてホンダのフラッグシップスポーツであるNSXの生産を行うために建設された工場であり、その後ホンダ初のハイブリッドカーであるインサイト、そしてクラリティ以前のFCXの生産も手がけた高根沢工場そのものだ。

ここ高根沢は、ホンダにとって新た時代を切り開くクルマを作るための聖地。かつてスポーツカーの世界を一変させた新世代のピュア・スポーツNSX、NSXのアルミボディ技術を進化させ燃費のF1を目指したインサイト…そうして今、同じ場所からFCXクラリティが送り出されるのだから、ホンダ・ファンには実に感慨深いものがある。

ホンダは既に2002年12月、FCXクラリティの前身であるFCXを日米同時納車して話題を呼び、その後は2005年に世界初の個人ユーザーにFCXを納車した経緯を持つ。

だがFCXクラリティはこれまでのFCXとは全てが異なる。FCXは個人ユーザーに納車したとはいえ、まだ試験車的な仕上がりと見栄えだった。しかしFCXクラリティは市販車然としている。そしてこの見栄えが物語る意味は大きかったのだった。

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