2022年に発売されるワーゲンバスの近未来版I.D. BUZZに試乗した
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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一方、運転席後方のキャビンはクルマと言うよりもリビングのような広さで、様々なシート・レイアウトが可能だ。カーゴスペースも660リッターから最大で4600リッターもの容量確保が可能で、実際にVWのハノーバー商用車工場で量産化する。
フォルクスワーゲンはこのI.D. BUZZを2022年までに生産すると発表したが、このバスに加えてセダン・タイプの「I.D.」そしてSUVの「I.D. CROZZ」を含む3台のEV専用モデル、そしてPHEVを加えて2020年までに合計100万台の生産を行うと約束した。そうなると4、5年後には電気自動車の本格的な普及が始まるかもしれない。
しかし、問題も山積みである。ドイツを例に挙げれば、この国ではクリーンな再生可能エネルギーによる電力発電は全体の3分の1に過ぎず、3分の2は天然ガスや褐炭(品質の低い石炭)を燃やしている。すなわち現在シュツットガルトで起こっているスモッグのような都市内のローカル・エミッションは減少するかもしれないが(スモッグの主な原因のひとつにディーゼル車の排気ガスが挙がっている)、グローバル規模で問題になるCO2排出量は改善されない。
充電施設も問題である。もし100万台の電気自動車がドイツ国内で登録されたとすると、およそ7万箇所に充電ステーションが必要になるが、現在のところ公共充電施設はドイツには1800カ所しか存在しない。果たして3年間にそれだけのインフラを準備する事ができるのだろうか?
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