デビュー10年を迎えた日産マーチ お買い得グレードがあるのか探ってみた
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:日産自動車 164
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:日産自動車 164
carview!ではさまざまなモデルの情報が掲載されていますが、これまでなぜか情報の掲載が少なかったモデルもありました。今回は、そんなモデルのひとつである日産「マーチ」をピックアップしたいと思います。
現在販売されているマーチは、マーチとしては4代目にあたるモデルで、生産が行われているのは日産のタイ工場。国内デビューは2010年7月です。
スリーサイズは全長3780mm×全幅1665mm×全高1515mm。駆動方式は一般的なFFがメインですが、後輪をモーターで駆動させる「e-4WD」もラインナップされています。
搭載するエンジンは1.2L直列3気筒で、「アウターバランサー」という機構を採用することで、3気筒エンジン特有のアイドル振動を抑制しています。このエンジンに組み合わされるトランスミッションは、エクストロニックCVT(無段変速機)です。
2013年6月のマイナーチェンジでフロントまわりのデザインを一新、内外装も細かく変更されました。2020年7月には前方の被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いを防止する「踏み間違い衝突防止アシスト」が全車に標準装備されています。
現在のグレードラインアップは、最上級グレードの「G パーソナライゼーション」からもっとも安価な「S」までの全6種類。
上位グレードから
・G パーソナライゼーション(170万2800円)
・G(166万9800円)
・X Vセレクション パーソナライゼーション(151万8000円)
・X Vセレクション(148万5000円)
・S プラムインテリア(142万7800円)
・S(128万9200円)
(全てFFモデル、SはFFのみの設定)
このほか、オーテックジャパンという日産の関連会社が取り扱う「マーチ ボレロ」というクラシカルな仕様と、日産のモータースポーツ部門であるNISMOがチューニングを担当した「NISMO」と「NISMO S」というスポーツバージョンも販売されています。
・ボレロ(170万5000円)
・NISMO(163万3500円)
・NISMO S(187万6600円)
(全てFFモデル、NISMO、NISMO SはFFのみの設定)
ボレロとNISMOを除いた通常グレードのマーチは、エンジンや変速機などはどのグレードも同一ですので、違うのは「装備レベルのみ」ですが、大きな違いとしてNISMOとNISMO Sにはベース車に標準装備のインテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い防止アシスト、LDW(車線逸脱警報)、ハイビームアシストが装備されません。また、サポカー対象から外れます。
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