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格納式ハードトップと2リッターエンジンを採用するロードスターRFに試乗

タルガ風ハードトップに落ち着いた理由

現実的なソリューションであるRHTを現行型にも追加しようとした開発陣は、しかしある事実に気づいて愕然とした。先代よりも小型化し、前後の絞りを強めたボディのために、3代目と同じやり方ではハードトップを乗員背後に格納しきれないことが判明したのだ。トップを細かく分割すれば格納できないこともなかったが、複雑になりすぎるし、なにより上げたトップが蜘蛛の巣を引っ掛けたように継ぎ目だらけになってしまう。彼らは考えた。「ガイアの夜明け」が取材しにくるぐらい考えた。

そしてある時、原点に立ち返った。トップを収めることではなく、乗員が開放感を得るのが目的だ。そのためには乗員の頭上の部分だけ格納できればいい。そう考え、ルーフ後方部分は格納せずに残すことにした。そうすればコンパクトなボディにも格納できるし、ラゲッジスペースも確保できる。そうやってできたのが「ロードスター RF」だ。RFはリトラクタブル・ファストバックの略だという。

開閉を実況してみよう。上下に動く手元のスイッチを上げ続けると、サイドウインドウが素早く数センチ下がり、ルーフの後方部分が持ち上がる。持ち上がって出現したスペースにルーフの前方部分(乗員の頭上部分)が格納される。持ち上がっていたルーフ後方が元に戻ってオープンとなる。スイッチを下げ続けると逆の順序で動き、クローズド状態となる。RFは先代のRHTと違ってトップロックも自動となった。全体的に動きはスムーズで洗練されている。特に最後にルーフ後方が元に戻る瞬間、バタンと動かず、ゆっくり静かに戻るのがいい。開閉中のモーター音は注意していれば聞こえるが、街中なら無視できるレベルだ。

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