ホンダらしい走り!新型インサイト【後編】
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸、ホンダ技研工業
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しかも! アンビエント・メーターやアクセル開度モニターは、ドライビングのスコアが上がるほどに“感度”が高くなる。つまり、葉っぱが成長するに連れてアクセル操作やブレーキ操作に対する判定が厳しくなっていき、よりスムーズで効率的な運転を自然に求めるようにできている。だから例えば初級レベルではアンビエント・メーターが緑色で表示されていたアクセル開度でも、中級、上級になると青色で表示され無駄を知らせる、という風になっていくのである。またインターナビのオーナー専用ページで、自分のドライビングのスコアがランキングされる、という発想もユニークだ。
これらの機能を活用すれば、新たなドライビング・レッスンが可能になったり、スコアが良い人を表彰することもできる。さらにいえば燃費や操作にマイレージプログラムを適用して、新たな何かにつなげていくことだってできるだろう。今まではクルマとそのオーナーだけで完結していた世界に、新たな時代に相応しい“つながり”を与えたことは大きな意味を持つ。ハイブリッドとは“2つのものを融合させる”という意味。ならば何もエンジンとモーターを組み合わせたことだけに注目するのではなく、これまでの技術を組み合わせて上手く使うこともまたハイブリッドのひとつと言えるだろう。
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