トヨタ クラウン試乗。高くても売れている高級セダン
掲載 更新 carview! 写真:編集部 125
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渋滞する都内から高速を使い郊外へとクラウンを走らせます。前後マルチリンク式のコイルスプリングサスペンションは、低速から高速まで細かい突き上げをうまくいなし、室内はクラウンらしい静かで快適な移動空間になっています。TNGAプラットフォームは、1.75tの重量のあるセダンとは思えないほど車体を軽く感じるハンドリングで、ステアリングへの小さな入力にも確実にクルマが反応し、ワインディングでの大舵角時にもノーズの入りは軽やかで、安心感のあるロールを伴ったコーナリングが印象的です。
2018年初夏の発売当初に試乗した際、クラウンとして初めて、クルマに対して路面状況が最も過酷と言われるニュルブルクリンクを走り込んで開発をしてきました、というトヨタ開発者の話を聞いて、ドライバーズカーとしての進化を認識したことを思い出しました。
2.5Gグレードの搭載パワートレーンは2.5L直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド。アクセルを床まで踏み込むと唸りを伴ったエンジン音が耳に入ってきますが、通常ドライブシーンでのアクセル開度では音や振動を含め、エンジンやトランスミッションが自らの存在を主張することはなく、必要十分なパワーとトルクで静かに加速していきます。燃費は都内から高速含め郊外まで走り、メーター読みで平均約18~20km/Lでした。レギュラーガソリン仕様のため、ロングドライブ時の燃料費を節約できます。「トヨタ セーフティ センス」(予防安全・ドライビングサポート機能)のレーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシストを使った長距離移動は、疲労が少なく感じました。
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