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進化する電子デバイス! ランドクルーザープラド

おもしろい領域に…

イマドキのオフローダーは電子デバイスの進化によりそれに頼るところが大きくなった。もはや機械式にデフをロックする必要はなくなり、トラクションコントロールを中心とするタイヤ回転制御でオフロードをクリアする。しかも、路面状況に応じ精緻な調整ができることでサンドエリアからロックセクションまで見事に対応する。

ただ、今回の試乗では泥路を中心としたものでそれ以外でのプラドの特質は定かではない。それでも、オーストラリアや中東などといったマーケットを考えると、サンドエリアは得意としていることは想像できる。が、ロックセクションについては疑問もある。ルビコントレイルに代表されるそれはまた特殊だからだ。それでも、開発者は自信たっぷりに「大丈夫です」と答えてくれた。トヨタは奈良県にあるオフロード専用のテストコースで開発しているそうなので、一度そこを訪れてみたいものである。

それはそうと新型プラドの細部には日本人的細やかさを感じる。たとえば今度のクロールコントロールは3段階から5段階になった。もちろん、数が多くなればいいというものではないが、細かく使い分けられる。例えば、ダウンヒルでは出だしは低速からというように。じつは新型レンジローバーのヒルディセントも今回から出だしの速度も緻密にコントロールするようになった。重量がある分、下りはじめに加速が付くからだ。これと同じことがマルチテレインセレクトとデフロック機構の両立だろう。レンジではテレインレスポンスがデフロックまで自動的に行うがプラドは任意に選択できる。もしかしたらシートヒーターが無段階式ダイヤルなのも同じような細かい心遣い…かもしれない。まぁ、なんにせよ、個人的にプラドはけっこうおもしろい領域に踏み込んできた気がする。

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