人気シエンタの乗り心地を知りたい方は必見。オーナーレビューは要チェック【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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シエンタは、トヨタ車のミニバンの中で売れ筋モデルとしての人気を維持しています。根強い人気の理由のひとつとしては、運転が苦手な方でも運転しやすいことに加え、家族や友人など多人数で乗ってもゆとりある室内空間といった魅力です。
車選びにおいて、ドライブを楽しむために乗り心地を重視する方は多いのではないでしょうか。そこで、ファミリーカーやアウトドアに人気を博しているシエンタの乗り心地について、オーナーレビューをご紹介します。実情を把握した上で、シエンタの購入を検討しましょう。
目次
多人数でドライブを楽しむ際には、運転手のみならず、乗車している全員が快適に過ごせることを願うのではないでしょうか。そのため、車購入の際には乗り心地がどうなのかは気になるポイントです。
人気が高いシエンタは、これまで幾度も仕様変更が施され改良されてきました。改良に伴い、どのように乗り心地が進化してきたかを調べてみましょう。
シエンタは、2003年にトヨタが若いファミリー層を意識して開発した3列シートコンパクトミニバンです。発売当時のトヨタ ニュースリリースでは「小粋でユースフルな7人乗り」がテーマと発表されています。
ミニバンの機能をおしゃれなスタイルの中に凝縮した車で、当時は斬新なコンセプトとして話題になりました。
アクティブな印象のエクステリアや、取り回しの良い5ナンバーのコンパクトサイズなどがファミリー層のニーズを満たし、好調な販売台数を記録しています。
2015年7月にはフルモデルチェンジを行い、2代目シエンタが登場しました。ハイブリッドモデルや乗車人数・シートタイプのグレード追加が大きな特徴です。2列シートタイプの5人乗り・3列シートタイプの6・7人乗りが用意されています。
加えて、ボディのねじり剛性を向上させるために、スポット溶接の打点や補強材配置の適正化が施されました。こうした改良により、シエンタの乗り心地や操縦安定性はさらに進化しています。
2021年6月の仕様変更では、コンライトを全車標準装備にした他、特別仕様車G”Safety Edition II”およびFUNBASE G”Safety Edition II”を設定しました。
2022年8月には、7年越しのフルモデルチェンジが行われ現行モデルとなる3代目が誕生しています。シエンタの特徴である5ナンバーサイズは変更せず、2列目シートをより快適にくつろげる車内空間が実現されました。
エクステリアやインテリアには、やわらかい印象を与える「シカクマル」デザインを採用しています。また、低床フラットフロアを踏襲しつつパワースライドドア開口部の高さを+60mmにすることにより、乗降性を高めている点も魅力です。
予防安全機能「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備、「プリクラッシュセーフティ」や「プロアクティブドライビングアシスト」といった対応する事故形態を拡充しています。
シエンタの乗り心地を知るためには、実際に乗った人の声を聞くと参考になります。
道路状況により乗り心地が異なることは、どの車も相違ありません。一般道路・高速道路・山道のシーンでどのような乗り心地なのか、みんカラのオーナーレビューをご紹介します。
ファミリー層に人気があるミニバンのシエンタは、走りを追求する車ではないため、全般的に乗り心地は良いという評価が多く見られます。
ガソリンモデルでは『ストロークがある柔らかさ』や『この車になってから家族は眠りにつくようになった』との声があり、乗り心地の柔らかさが想像できるのではないでしょうか。
一般道路での段差やうねりの際にも、さほど気にならないとの感想があります。ハイブリッドモデルで多いのは『町中ではモーターで走行できる時間が長いので静かで快適』『足回りは硬すぎず柔らかすぎず丁度よい』というような感想です。
街乗りの際は車内での会話をストレスなく楽しめます。初心者でも運転しやすいように視界が広く、視認性に優れた設計です。エコモードをONにすれば燃費の節約になります。
高速道路走行の場合も『高速での運転も100km前後までは快適』という声のように、乗り心地は問題ないとの声が多く聞かれます。
一方で、100km/hを超えてくると加速力に不満を覚える方もいます。最高速度が120km/hまで許されている高速道路をよく使用する方は、力不足に感じることもあるでしょう。
山間部では、峠道やカーブといったワインディングロード、ひび割れや路面補修箇所などの凹凸に遭遇します。そのような場合でも、シエンタの乗り心地は大きな不快感を感じるほどではありません。
レビューには『登坂ではエンジンが唸りますが、普通に運転している分には加速、カーブなど特に問題ない』との声があります。ワインディングロードでは安定性が保たれていることは安心です。
ただし、タイヤをインチアップした場合は、乗り心地が変わってくることを覚えておきましょう。見た目のかっこ良さを選ぶか、乗り心地の良さを選ぶか重視する条件を絞ることが大切です。
ドライブの際に乗り心地が良いと感じるポイントには、室内空間やシートの快適性が関係していると感じている方は多いのではないでしょうか。
ミニバンのシエンタは、子供や年配の方も含めさまざまな方が乗る機会が多い車です。運転席だけでなく、後部座席の乗り心地を調べてみましょう。
2022年10月現在、設定されているグレードは福祉車両を除き、全18種類です。グレードはパワートレインや駆動方式の他、シート数や乗車定員が異なります。
多人数で乗る予定であれば、シート数や乗車定員に注目して、自分の用途に合ったグレードを選択しましょう。
フロントシート(運転席・助手席)は、座面の圧力を均等にして長時間の運転であっても疲れにくいように設計されています。
上級グレード「G」は上級ファブリック表皮仕様で、アームレスト付きです。暖かい感触で座り心地が良く、サポート性にも優れています。
「X」グレードは普通のファブリック仕様ですが、乗り心地に問題ありません。視界が広いため、ストレスを感じることなく運転できます。
シエンタの2列目シートは、低床設計と合わさり、小さな子供から体が大きな大人まで乗り降りがしやすい設計となっています。2列シート車ではチルトダウン機構、3列シート車では、タンブル機構と呼ばれる前方へ折り畳み収納可能なシートの採用です。いずれも、ワンタッチで操作ができます。
便利な機能だけでなく、ゆとりあるシートサイズやほど良いクッション性がある配慮が行き届いたシートです。スライドやリクライニングも可能なため、2列目であっても乗り心地は優れています。
3列目シートは、シートアレンジにより収納スペースを広く確保できる設計となっています。3列目シートダイブイン格納時は、自転車の搭載も可能です。
シートアレンジ可能な設計のため、シートの厚みはさほどありません。着座位置が高く圧迫感はないものの、フロントや2列目シートほどは乗り心地が良くないことを想定しておきましょう。
シエンタは、後部座席に乗っている人も含め、乗車している全員が疲れずにドライブを楽しめる乗り心地です。人気車種のため、中古車市場にも数多く流通しています。carview!で取り扱っているシエンタの中古車相場を調べてみましょう。
2003年にデビューした初代シエンタの2022年10月時点の中古車相場は、0.1万円~159.9万円となっています。発売当初のモデルは20年近く経過しているため、後期モデルがおすすめです。
2015年にデビューした2代目シエンタの2022年10月時点の中古車相場は、69万円~304.8万円となっています。2022年8月に新型シエンタが発売されているため、高年式のモデルも手に入れやすいでしょう。
現行モデルのシエンタは3代目であり、新車価格は195万円~310万8,000円です。発売から間もないですが、一定の流通量があり未登録車や登録済未使用車も多く流通しています。
中古車相場は、208.3万円~399万円と新車を上回る価格帯となっていますが、オプションを搭載している点を踏まえると納得の金額と言えるのではないでしょうか。
ファミリーカーやロングドライブに使用したい場合は、乗り心地を重視して車選びをする方は多いのではないでしょうか。加えて、注目しておきたいポイントがあります。購入後に後悔しないよう、購入ポイントをチェックしましょう。
良質な車を選ぶ際の注目ポイントは、年式や走行距離です。走行距離は、年間平均約1万kmといわれています。初年度登録から経過している年数に応じた走行距離であれば問題ありません。
車の使用方法によっても異なるため一概には言えませんが、目安として覚えておきましょう。一方、年式と比較して極端に走行距離が短い車は、適切なメンテナンスをせず放置されていた可能性もあります。電気系統や消耗部品などのトラブルが起こりやすいため、注意が必要です。
オプションは、自分が必要としているものが装備されているかをチェックしましょう。事前に重視したい装備品を把握しておくことは大切です。
中古車購入に不安を感じている方は、登録済未使用車の購入を検討してみましょう。登録済未使用車とは、ナンバープレートが装着されているため中古車扱いであるものの、一度も公道を走っていないほぼ新車同然の状態です。
新車より販売価格が下げられており、有料メーカーオプション装着のケースも多くあります。
注意点として、登録した時から車検有効期間が始まるため、車検残存期間が3年より短くなります。メーカー保証も同様で、購入時期によっては保証期間が終了しているケースもあることを念頭に置きましょう。
車は、定期的にメンテナンスしているかどうかで状態が大きく異なります。オイル交換をはじめ、消耗部品の交換が済んでいるかは、定期点検整備記録簿(メンテナンスノート)から確認可能です。事故による修理や故障履歴の確認もできます。
中古車購入の際には、記録簿があるかどうかをチェックしましょう。記録簿がないからといって必ずしも悪いわけではありません。しかし、記録簿の有無はきちんと車を管理していることの判断材料になります。
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