新型ステップワゴン試乗、全方位に考えられた隙のない完成度
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹
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新しいステップワゴンは、かなり攻めている。変化球ではなくストレートの速球でミニバンの王道を追求してきたというのが、その第一印象である。ではミニバンの王道とは? それはもちろん、家族のために尽くすクルマであることだ。
ストレートとは言っても、王道を行くための工夫は盛り沢山なのが新型ステップワゴンである。もっとも目をひくのは「わくわくゲート」と呼ばれるテールゲート。通常通り縦に開ける時にはフロアぎりぎりまで低く大きな開口部を実現する一方で、何と同じドアの左3分の2は横方向にも開くのである。
大きな荷物を積み込む時には縦開けで。開口部の地上高は従来比85mmも低い445mmに過ぎないから、自転車なども難無く積み込める。一方、横開けは開口幅350mmから830mmまで3段階のノッチが備わり、荷物が大きくない時には少しだけ開けることも可能だし、閉める際にはカチッとした感触こそ薄いものの、そのぶん必要な力が縦開けの半分で済むから、狭い場所でも扱いやすく女性ユーザーなどには重宝されるはず。また、大きく開いて3列目シートの左側を倒せば、ここから車内に出入りもできるのだ。
その奥に広がる室内スペースも格段に広さを増している。意匠の異なるスパーダ以外は5ナンバー枠に収まるサイズをキープしつつ、エンジンルームを短縮してホイールベースを延長。1列目と3列目の距離は+40mm、荷室前後長は+20mmを実現している。また全高は+30mm、ルーフ幅は最大+40mmと、つまり前後左右高さの全方向に余裕を増しているのである。
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