【新ゴツカワ系】女性も安心の最小ジープ「アベンジャー」。ミニの好敵手は予想外にソフトな走り味
掲載 更新 carview! 文:編集部 17
掲載 更新 carview! 文:編集部 17
アベンジャーの価格は580万円。CEV補助金や地方自治体の補助金などを差し引いた実質価格は、東京都在住の場合は475万円。
・車両本体価格|580万円
・国からの補助金(CEV補助金)|65万円
・地方自治体からの補助金|40万円(東京都の場合)
国産EVの標準モデルとも言える「リーフ」と比較した場合、ほぼ同等のWLTC航続距離をもつ60kWh版の「リーフ e+」は「Xグレード」が525万3600円~。ACC(アダプティブクルーズコントロール)などの先進装備が充実した「G」グレードは583万4400円で同等の価格帯となりますが、ボディサイズはリーフのほうが一回り大きく、室内空間や積載性は上回ります。
また、リーフは国産モデルということもあってCEV補助金が20万円高い85万円となるなど、コスパは国産BEV有利。一方、同じBセグメントに属するBEVモデルの「ミニ」の、ほぼ同容量のバッテリーを積む「クーパーSE」は531万円~なので、コスパでやや不利な面もあるものの、リアルなライバルになりそうです。
ジープらしい「セブンスロットグリル」をBセグメントのボディに巧みに組み合わせたキレのあるデザインは秀逸で、欧州COTY受賞も納得の出来。見栄えのするBセグメントの欧州コンパクトカーとして、カワイイ系な“ミニではない”モデルを検討しているユーザーも一定数いそう。存在感でも、ジープブランドの先輩コンパクトモデルである「レネゲード」(455万円~)や「コンパス」(479万円~)を上回っています。
ちなみに編集部に割り当てられたボディはブラックでしたが、鮮やかなイエロー(サンメタリック)のボディは、キュートなデザインがいちだんと引き立って見えました。海外仕様にはターコイズブルー系のボディカラーもあるのですが、こちらも設定があれば人気化しそうです。
>>ジープらしい“ゴツカワ”。アベンジャーを画像でチェック。海外仕様も!
150台限定のローンチエディション(15万円高の595万円)の場合、そのイエローのボディカラーとブラックペイントルーフの2トーンや、ダッシュボードにもイエローのボディカラーが入って特別感が増します。
というわけでまとめです。プラスのポイントとしては
・欧州COTYも受賞したジープらしいデザインと存在感
・軽い操作感覚で取り回ししやすく、ボディもコンパクト
・後席も実用性あり
・BEVならではの静かでなめらかな走り
といったものがありそうです。
一方、要考慮のポイントとしては
・CEV補助金を差し引いても500万円を超える価格
・BEVに不安があるユーザーには向かない
・FFなので他のジープモデルのような走破性は期待できない
・本格的なアウトドア派は積載力や居住性が物足りない
といったものがありそうです。
また、マンション住まいで充電インフラが整っていないといった諸事情をはじめ、まだなんとなくBEVに不安のある検討ユーザーは、今後“たぶん”導入されるのではないかと思われるマイルドハイブリッド版を待っても遅くはなさそう(あくまで担当の予想)。今後のアベンジャーやジープブランドの日本展開にも引き続き注目です。
(終わり)
写真|ステランティス、編集部
|あわせて読みたい|
>>最小ジープ「アベンジャー」はFF&EVのみで580万円
>>フィアット「600e」日本発売。“100”の魅力をプラスもライバルより強気の価格
|ジープアベンジャー|
>>価格や公式画像を見る
>>みんなの質問を見る
|フィアット 600e|
>>価格や公式画像を見る
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタが横浜にイマーシブ・ミュージアム、クリムトやシーレの世界を体感…12月20日オープン
間もなく退役!「現役最古の原子力空母」が最後の作戦行動を終了 かつて“ゼロ戦と戦った”ことも
ハデなマルチカラーの“スウッシュ”が存在感抜群! ナイキの名作「エアフォース1」に加わった温かみのある新色とは? 素材感と配色が絶妙なバランスです
8年ぶり顔面刷新! スズキ“新”「ワゴンR」発表! 新車143万円&5速MTアリ! “軽ワゴンの定番”に設定されたスポーティな「新ブラックアクセント」とは
三菱自動車、デリカD:5を大幅改良 S-AWC初採用 受注は1カ月半で約5000台 451万円から
F1復帰を目指す元レッドブル代表ホーナー、アルピーヌ買収を計画か。本人は交渉を否定せず
こんな組み合わせいいんですか!? ダイハツ ムーヴ vs ダイハツ ムーヴキャンバス禁断の比較!!
【WHEELISM】参加車両&WHEELISM紹介
【新車情報+試乗記】第2世代VW T-Roc登場!新しいT-Rocにより、VWは最大の弱点を解消した!VW製ベストセラーSUVの全ての情報!
フェルスタッペン、2026年にはカーナンバー『3』で参戦。新規則とリカルドの協力により、ナンバー変更が実現
JALの公式Xで話題「航空券の転売」なぜ起こる? 「絶対ダメ」…でも起こり得る“2つの例”
新車278万円! 日産「“新型”セレナ」発表に反響殺到! 「袴グリルが良い!」「買うしかない!」 斬新「左右非対称グリル」採用で大進化! 高性能“パワフル4WD”も設定の「日産の要」2月に発売へ
【値上げしたけど実質値下げ?】メルセデス・ベンツ「GLA アーバンスターズ」は“44万円高くなったのに約30万円もお得”な理由とは
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!