絶好調ホンダを支える3台と楽観できない背景。かつての販売日本一「フィット」の運命も気になる
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 271
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そんななか、気になるのが「フィット」の動向です。
前年同期比以上の販売台数を軒並み記録しているホンダの登録車ですが、そのなかでもフィットは最も伸び率が低く、新車販売台数ランキングでも14位とライバルたちの後塵を拝しています。
現行フィットは登場から約4年が経過していることから、販売台数が落ち着きを見せるのはやむを得ない部分もあります。
しかし、かつて「日本で最も売れたクルマ」であったことを考えると現在の姿は少々悲しいものがあります。
この点について、前出の業界関係者は驚きの可能性を示します。
「おそらく、次のフルモデルチェンジでフィットは大きく姿を変えることになると思います。
前向きに予想すると、BEV専用モデルへの転換などが考えられます。
あるいは、「プリウス」がそうであるように、スポーティなモデルへと進化を果たすかもしれません。
ただ、コンパクトカーのニーズ自体が縮小していることを考えると、海外の一部市場での専売モデルとなったり、モデル自体が消滅してしまったりする可能性も否定できません。
あるいは、次期モデルの方向性が定まるまで現行モデルの改良を繰り返すということも考えられます。
いずれにせよ、次期フィットは現行モデルの延長線上にはない可能性が高いと思います」
電動化に積極的なホンダですが、足元ではガソリン車のWR-Vが好調なのも事実です。
先の読めない状況のなかで、ホンダの屋台骨を支え続けてきたフィットはどのように変化していくのでしょうか。
多くのユーザーがその動向に注目しています。
(終わり)
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<写真:ホンダ、トヨタ、ダイハツ>
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