【本当に売ってるの?】去年話題になったトヨタの超高級SUV「センチュリー」を街で見かけない理由
掲載 carview! 文:編集部 150
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その購入ハードルは相当高く、情報によると、販売は過去に一定数の購入実績がある顧客のみ、現在センチュリーを保有している顧客のみ等々、販売店によって様々な基準が設けられているようだ。
もっともこのように条件が設定されるのはセンチュリーに限ったことではなく、海外有名スポーツカーの販売店でも台数が限られるモデルは過去の履歴を販売条件に設定することがある。それによりお得意さまを特別扱いする、といったことが可能になるのだ。
これらを鑑みると、センチュリーを購入できるのはほぼ法人顧客か一部のVIPに限られるはずだが、法人顧客であれば経営層のためのショーファーカーとして買うのが普通だから、むしろ従来型に対するニーズの方が高いのかもしれない。
>>SUV版センチュリーとセダン版センチュリーの内外装を見比べる
ここまで見てきたとおり、登場時から話題沸騰の新型センチュリーだが、トヨタではこのモデルを富裕層のオーナーズカーとして売るつもりはなく、あくまでも企業経営層のショーファーカーとして位置付けたい意図が見えてくる。
そのうえで古色蒼然たる従来型のセンチュリーと、比較的若いエグゼクティブ向けの新型センチュリーという色分けを行なっているというわけだ。
そうなると、ふるいわけに残る顧客はそう多くないから、都心ですら新型センチュリーをあまり見かけないとなるのは必然の結果と納得だ。
そんな特別なオーラを纏うセンチュリー。それだけでにセンチュリーを見ると、ついどんな人が乗っているのか覗き込みたくもなるが、くれぐれもほどほどに(笑)。
(終わり)
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