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【まとめ】 ジュネーブショー2014・欧州+国産

【まとめ】 ジュネーブショー2014・欧州+国産

フェラーリ カリフォルニア T

フェラーリ初のダウンサイジング・ターボ

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前編から続く
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ドイツの雄が出揃ったところで、スーパー・スポーツカーに視点を移そう。ランボルギーニ「ウラカン」以外にも、各社がこぞって話題を振りまいた。

フェラーリは、「149M」プロジェクトとして予告していた新型「カリフォルニア T」を発表。2008年のデビュー時にはフェラーリ初のハードトップカブリオレ、初の直噴ユニット+DCT、V8初の2+2シーターと、「初」の文字が並んだが、6年を経て行われたアップデートではフェラーリ初のダウンサイズを敢行した。

フロントミドに積まれるV8ユニットは、従来の4.3L直噴自然吸気90°V8エンジンから3885cc2基のツインスクロール・ターボ付きにダウンサイズ。複合モード燃費を9.5km/Lへ向上しつつ、CO2排出量は250g/kmに低減された。最高出力は+70psの560ps/7500rpm、最大トルクは+50%の755Nm/4750rpmと、心臓部の強化も忘れてはいない。ターボラグを取り除き、非常に鋭いスロットル・レスポンスを実現したのも、セリングポイントだ。ターボ化で気になるのは、フェラーリらしい甲高いエギゾーストノートが健在か否かだが、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長の「ターボ史上、最高のエンジンサウンド」という言葉を信用するべきだろう。

さらにサプライズは続く。ジュネーブ・サロン開幕直前にアップルから発表された車載iOS「CarPlay」について、モンテゼーモロ会長の招きでアップルの副社長が登壇。iPhoneと車載インフォテインメントが連携し、iPhoneのアプリを使える機能について、大々的な発表をしていた。アメデオ・フェリーザ社長いわく、「フェラーリのユーザーの70%がアップル・ユーザーであり、スマホで使える便利な機能をフェラーリのユーザーに提供できるならいち早く搭載しない理由はない」とのこと。「FF」から採用がスタートする。

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