第三のボルボV40、クロスカントリーに速攻試乗
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
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V40クロスカントリーとV40との違いはまずデザイン。エクステリアは専用のバンパーをはじめとして、ルーフレールやサイドスカッフプレート、リアスキッドプレートなど、ラフロードでの走行にも対応できるような装備がデザインにインクルードされた。一方で、インテリアは基本的にはV40を踏襲する。そう、とても爽やかで気持ちの良いスカンジナビアンデザインのあれだ。また顔つきの大きな違いはグリルで、ハニカムメッシュでスポーティな装いを魅せる他、クロームメッキの入り方は往年の「P1800」をモチーフにしたものとして、歴史と伝統をさりげなく現代訳している。
しかし何といっても注目なのは、搭載されるパワートレーンだろう。クロスカントリーには2.0Lの5気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力213psを誇る。そしてこのパワーは6速ATを介して、ハルデックス社製の4WDシステムによって路面へと伝えられるわけだ。また、全高もV40比で+30mm、最低地上高は+10mmとなっている。
走らせての第一印象は「これぞV40のベストモデル!」と言いたくなる、洗練された乗り味&走り味が実現していたことだ。V40も相当に優れたプロダクトだが、クロスカントリーはそれをさらに上回る。リアサスペンションのモノチューブダンパーがノーマルより高い車高との相乗効果か、実に滑らかなロール&ピッチを生み、味わい深い走りを披露してくれたのだった。その感触はこのクラスでも3本の指に入るもので、ドイツ勢をも脅かす高い実力を持っている。
路面に吸い付くようなフィーリング、落ち着いたハンドリング、乗り味の滑らかさ…と、あらゆるシーンで満足度は高い。しかも、その走り味は単に洗練されているだけでなく、楽しさを感じさせる一体感すら生み出している。そして確実に、ドイツ勢とは異なるボルボらしい、温もりがそこに感じられたのだった。
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