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トップ・オブ・ベントレー ミュルザンヌ海外試乗

ほぼ一新されたOHV・V8ユニット

エンジンはV型8気筒6.75リッターOHVツインターボだ…とだけ書くと、従来からの流用かと思われそうだが、実際にはその中身はほぼ一新されている。スペックは最高出力512ps/5200rpm、最大トルク1020Nm/1750rpmと、超強力だ。

当然、力強さに不満が出るはずが無い。8速ATはショック無しにいつの間にか高いギアを選択しているのだが、怒濤のトルクはそれでもこの大柄な体躯をストレス無く加速させていく。ステアリングホイールには素晴らしいクリック感のシフトパドルも備わるが、その出番はほとんど無い。

0-100km/h加速は5.3秒、最高速度は296km/hという高性能を誇る一方で、フル加速中でも室内は平穏さが保たれる。何より嬉しかったのは、そのフィーリングである。アイドリング時から従来とは次元の違う静粛性を示すこのエンジンは、しかし踏み込んだ時のヒューンという息吹きに、確かにこれまでの系譜を感じさせるのだ。長年のオーナーを、にやりとさせる演出である。

燃費改善のための新機軸である気筒休止機構も、動作はまったく気付かないうちに行なわれる。巡航時には片バンクを休止して4気筒で走行することで、燃費は2割ほど改善されるという。意地悪くアクセルを開けたり閉じたりしてみたが、それを意識させることはまったく無かった。きっと無いだろうと思っていても、やはり感心させられてしまった。

開発当初には他のエンジン形式も考慮されたというが、ベントレーのフラッグシップに相応しい走りを求めた結果、行き着いたのは、やはりこの伝統のエンジンだった。テクノロジーも、環境性能を含めたパフォーマンスも最新のものだが、その内側には綿々と受け継がれてきた揺るぎない伝統と精神が宿っているのだ。

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