新型パッソ&ブーン、女目線の超現実主義!
2010/03/16 00:00 carview! 文:伏木 悦郎/写真:荒川 雅臣
2010/03/16 00:00 carview! 文:伏木 悦郎/写真:荒川 雅臣
パッソ+Hanaの乗り味は、徹頭徹尾緩い。ステアリングフィールがそうだ。リアリティという意味では、日常ではあまりあり得ないダイナミック・パフォーマンスに血道を上げるおっさん共を嘲笑うかのようなセットアップ。軽く不確かなようで、実はちゃんと応答する。手応えとかソリッド感といった、目を三角にしてワインディングを攻めることがクルマの評価と信じて疑わない、ドイツ車万歳男子なら青筋立てて難癖つけそうな仕上がり。もちろん、ふつうに走る分には何ら支障はないのであった。
コックピット&インテリアデザインは『成熟した軽自動車ならすでにこれはやっているよ』的シンプル&プレーン。身も蓋もない感覚優先のスタイリッシュ路線だし、+Hanaで試みられた厚手のリビングルーム感覚ベンチシートが醸し出すポヨヨンとした緩さなどは、クルマのドラポジはこうあるべきという従来の論調も、軽くいなしてしまう。
しかし、ユーザーの嗜好や実態を精査し、“商品”としての理想に迫ったリアリストの提案は、過剰な性能で勝った負けたを判別するシュールな境地よりも、マーケットの需要には適っているのだった。
“誰が乗るのか?”を考え、彼女(や彼)の現実的な要求に応える。このモノ作りとしての正しさをどのように評価するのか。
まずは、1リッター3気筒のパッソ+Hanaで都心から湾岸ルートで海ほたるまで走ってみた。
【悲報】「ドデカク使おう。」ダイハツウェイクが生産中止に! 軽最高の室内高モデルが欲しいユーザーはディーラーへ急げ!!
「ハイエース」サイズは停めて良い? 駐車場の「軽スペース」に駐車可能な条件は? ハミ出すのが問題か
遊んだ帰りは満充電、テーマパーク等にEV充電インフラ100基を無料設置…テラモーターズ
「トヨタで売れば売れる」…って…こと? 本家より爆売れトヨタがOEMで売るクルマ
レクサスLS600hの特徴やLS460との違いを解説!
最上級キャラバン「AUTECH」完成。上級シフトで乗用車感覚を極めた最高のワーケーションツールだ。
商用バンにもカッコよさを!──新型日産キャラバン・オーテック登場!
日産「キャラバン」にプレミアムでスポーティーな「AUTECH」新登場!
レクサスUXが、ボディ剛性強化や静粛性向上など大幅改良を受けて発売。特別仕様車2モデルも設定
旧車にも関わり深い米国「25年ルール」。その歴史や本来の目的は?
トヨタが新型「クラウン」世界初公開へ 「16代目」に4年ぶり全面刷新! 67年目の進化を7月15日に発表
新型レクサスUX発売開始へ──和製コンパクトSUVが進化した!
日産「キャラバン」に最上級「オーテック」が追加。価格は355万円から452万円
見た目ほぼそのままで中身は完全刷新! ダイハツ ムーヴ キャンバスがフルモデルチェンジ
スバル インプレッサ スポーツの魅力とグレード分析! あえておすすめしたいグレードとは…?
「シビック e:HEV」発売 価格は394万200円 販売計画台数月販300台
発表は10月、1000万円超えでも買う価値あり! 次期「BMW M2」はM3/M4譲りのシャシーや新ATで走りを大きく洗練させた
ホンダ、新型SUV「ZR-V」のティザーを予告。気になるボディサイズは?
国産ミニバンが苦手ならコレ! おしゃれMPV「シトロエン ベルランゴ」を詳しく解説
フォレスター「STI Sport」追加! この夏のマイチェンに合わせた新グレード
赤のくまどりにレーザーライトの目立ちまくりレーサー「M4CSL」にくぎ付け! 世界1000台、日本向けも瞬殺必至