メガーヌGTライン試乗。1.2ターボの走り味は?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
それからなんといっても走りでしょう。パワートレーンは既にルーテシアやキャプチャーに搭載されて好評の1.2リッター直4ダウンサイジングターボ&ゲトラグ製6速DCT。パワーは旧型ベーシックグレードに搭載されていた140psの2リッター直4に比べ、8psダウンの132psだけど、逆にトルクは10Nmプラスの205Nmで、しかもそれを2000rpmで発揮するから力強さは旧型以上。
最近のドイツ系ダウンサイジングターボと比べるとグッ! と力が盛り上がる感じに欠けるが、車重1360kgのボディを楽に引っ張る。今回は最初に「エステート GTライン」で東京から山中湖まで向かったが、大人3人とカメラ機材を載せても、十分走った。
そしてなにより乗り心地とハンドリングよね。「GT」と付くだけあって足はそれなりに硬め。だが、それは表面的な硬さで、大小振動にしなやかに足が付いてくるから疲れ知らず。
それとハンドリングよ。ステアリングフィールが薄くなりがちなFFにも関わらず、街中のタイトコーナーも高速のゆるいコーナーも思い通り曲がるし、やや高めのスピードでも全く怖くない。このシャープでありつつ、優しさも感じるハンドリングはルノーならではだ。
肝心の燃費は東京から100km、山中湖まで緩い上りの中央高速を飛ばしてメーター読み12km/L。あのボディサイズとペースを考えると悪くないはず。
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