究極のベントレー、スーパースポーツに試乗!
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
実のところベントレーは、スーパースポーツの開発を“実験的なもの”であったと語っている。4人のエンジニアからなるチームを密かに結成、非公式なプロジェクトとしてスタートさせた。その裏には彼らがコンチネンタルGTの能力を探りたいという意気込みがあったようだ。
で、まず何が行われたかというと軽量化だ。某ブランドのスーパーレジェーラ(=イタリア語で超軽量化)よろしく、徹底的な絞り込みを実施した。結果、インテリアではフロントシートとリアコンパートメント、それとハードウエアは足回りを中心に行い、GTスピード比で合計110kgのダイエットに成功した。
フロントシートはリアルレザーを少なくし、軽量素材のアルカンターラを積極的に使っている。またリアシートをオプションとし、そこにカーボン製のロールバー風ラゲッジホールドバーを入れたのも見逃せない。インテリアの雰囲気がガラッと変わったのは言わずもがな、だ。そしてブレーキではカーボンセラミックを標準装備し、軽量化とパフォーマンスの向上を同時に実現する。もっといえば、20インチの新開発ホイールも軽量化を手助けした。
エンジンはGT+70ps、GTスピード+20psの630psとなった。形状を変えたエアインテークが、ターボチャージャーへ大量の空気を送り込む。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は329km/hに達する。軽量化とパワーアップがそのまま数値に表れたといえるだろう。
トランスミッションはこれまでと同じZF製6速ATではあるが、じつはこれもスーパースポーツ用に設計し直されている。資料によると「クイックシフト」と呼ばれるそれは、シフトタイムを50%カットさせたというから驚きだ。それに一気に6速から4速へのダブルシフトダウンも軽快に行ってくれる。このレスポンスならツインクラッチなど要らないという結論に至るのではないだろうか。
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