日本独自のエグザイル風SUVハリアーが2.0Lターボで本格派に転身か!?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
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それとハリアーは、硬派SUVとは違う、微妙にゆるめだけど上質感溢れる走りが売りでしたが、今回231馬力の2リッター直4直噴ツインスクロールターボエンジン&マニュアルシフトを楽しめる6速AT仕様を初導入。同時に前後にパフォーマンスダンパーも備えてます。
果たしてどれだけ本格派になったかというと加速感は明らかに向上。特に発進時、アクセルを踏み込み、少し待っているとかつてのハリアーにはない厚みのあるパワー感が。正直今までの手軽な2リッターノンターボはパワーが全体的に薄めで、かたや高価なハイブリッドは独特のヌメリ感がありましたが、今回どちらとも違うダイレクトな速さを獲得。価格は300万円以上と少し張りますが、新たなワイルド感を得たと言っていい。
とはいえ物凄く濃いダイレクト感があるかというとそれほどでもないので、買われる方は試乗をオススメします。特に高速で多く乗る方はこのあたりの味わいは要チェックです。とにかくステアリングフィールや乗り心地も含め、前よりもしっかりしたワイルドかつ本格的なハリアー。日本独自のクルマ・ワイルドカルチャーも微妙に進化し、世界に近づいているってことなのかもしれませんな。
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