デミオの走りの完成度 スカイアクティブの哲学
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:菊池 貴之
マツダのクルマづくり、モノづくりは地に足がついているな…。SKYACTIVという傘の下に展開される一連のテクノロジー、そして将来に向けた商品展開のロードマップを見ると、本当にそう思う。
その根幹にあるのはビルディングブロック戦略。まずは内燃機関を主軸としたクルマのベース技術の改良を進め、その上でエネルギー回生やハイブリッドといった電気デバイスを導入していくという考え方は、一部のモデルに頼るのではなく、すべてのモデルで燃費向上とCO2排出量の低減を可能にし、結果的にモーターやバッテリーなどのコンパクト化にも繋がるものだ。
無論、当初それは苦肉の策でもあったに違いない。ハイブリッドの嵐が吹き荒れる中では浮き足立ちもしただろう。しかしマツダは、そこで安易にヨソの力に頼ったり流されたりせず、マツダにしか出来ないことをきっちりやろうとしたわけだ。
そして実際に結果をモノにした。それが、まさにSKYACTIVテクノロジーである。
第一弾として世に出たデミオ13-SKYACTIVは、ご存知の通りそのほんの一部を使っているに過ぎない。エンジン、トランスミッション、そしてシャシーやボディまでクルマのすべてを刷新するSKYACTIVテクノロジーのうちの、わずかにエンジンが採用されただけだ。それにも関わらずデミオ13-SKYACTIVは、10・15モードでリッター当たり30kmという圧倒的な燃費を実現してみせた。これは、まさに地に足のついたモノづくりの結果。マツダにしか出来ないやり方で、素晴らしい果実を手にしたのである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
全長4.6m級の「“4WD”スポーツカー」がスゴイ! 1.5リッターエンジン搭載で「370馬力」超え&開放感抜群の“オープンボディ”も魅力! 2人乗りのBMW「i8ロードスター」とは?
Moto3バレンシア予選|古里太陽、9番手3列目スタートに。ポールポジションはフェルナンデス獲得
連載:ストリートスナップで見る東京ニュー・ジェントルマン(テーラードジャケット編)──Vol.3 金山大成
「長距離ツーリング」が快適なスズキのグランドツアラー「GSX-S1000GT」に2026年モデルが登場! 新カラーが“洗練されたスタイリング”を引き立てます
「JR長野駅」周辺にはナゼか多い? バイクで巡る「変わりダネ自販機」 ドリップ・バッグも薩摩芋も豆腐も!?
「また争奪戦になるのでは…」注文殺到で登場4日で受注停止となった大人気モデル スズキ「ジムニーノマド」2026年1月に受注再開! 今度は本当に買える? 販売店に寄せられる声とは
いすゞ「“7人乗り”トラック」がスゴい! 全長6.1m級の「堂々サイズ」で「4人寝られる」! 国産キャンパーの「始祖」ヨコハマ・モーターセールス「ロデオ4WD RV」に注目
公共交通機関がタッグを組んで利用者が増えた! 香川県坂出市の取り組みが成功したワケ
高級リムジン=セダンはもう古い? 究極のリッチ気分に浸れるミニバン&SUV5選
グーマガ 今週のダイジェスト【11/8~11/14】キャンピングカーの最新トレンドとは?
狙われやすいアル/ヴェルとランクル用の車両盗難防止グッズ登場! 電子と物理で二重ロック!
【フィアット】150台限定の「600ハイブリッド」はレトロでシックな内外装がお洒落
【どデカウイング装着】トヨタ「bZ4X」がサーキット仕様に進化! SEMAショーで400ps超の「bZタイムアタックコンセプト」公開
新型トヨタ「ハイラックス」はパワーアップ&BEV化の二刀流。三菱「トライトン」を迎え撃つ“ピックアップの王者”が次のステージへ進化
【ジャパンモビリティショーはトヨタの独壇場】5ブランド体制の圧倒的展示と戦略的沈黙。“三代目将軍”豊田章男が築いたトヨタ帝国の現在地
【ミニバンにはない自由度】“国産3列SUV”オススメ7選。それぞれの特徴は? 忘れてはいけない“あのモデル”の存在感も光る
「ミニランクル」と噂されていましたが…「ランドクルーザーFJ」が想像以上にビッグな件。せめて価格と納期は“ミニ”にしてもらいたい!
【18年目でも第一線で活躍】新型発表の今こそ乗りたい。三菱「デリカD:5」は“古さ”じゃなく“完成”の域に達していた
【どうしてこうなった】トヨタの若者向けブランド「サイオン」が“オフロードバギー”で復活。異色モデルは何を意味するのか?
【実際どうなの?】「BRZ」購入者のリアルな声…総合4.5点と高評価だが…オーナーならではの不満の声も
改良版レクサス「RZ」が12月に国内発売へ。EVなのに“仮想MT”搭載、その狙いはどこに?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!