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デミオの走りの完成度 スカイアクティブの哲学

走りが楽しめて、気がつくと燃費も良い

まず燃費の数値が、続いてそれを達成させたテクノロジーが驚きをもたらすデミオ13-SKYACTIVだが、実際にはそんな予備知識が無くても、十分に魅力的なクルマに仕上がっている。純粋にその走りは小気味良く、楽しい。“エコカー=ガマン”という公式は当てはまらない。

燃費を最優先したということで、出力数値は従来の1.3リッターよりも低い。しかし走らせて非力感を覚えることは無い。それはフラットなトルク特性に拠るところが大きいが、トルクの細い領域ではそれに合わせてCVTのギア比を持ち上げるなど、微細なチューニングもドライバビリティの良さに貢献している。

結果として実現されたのは、意のままに反応する高いリニアリティ。実際、開発に際しては踏み始めだけ元気がいいのではなく、アクセル操作に忠実なコントロール性の高さに重点が置かれたという。ぴたっと狙い通りに走れ、運転が上手に、そして楽しくなる走りを実現できる。そんなエンジンである。

打てば響くその走りの感触に、最初に試乗した時、仕事を忘れてこのままずっと走っていたいなぁ…という思いすら抱いたというのは本当の話だ。それは今回のフェイスリフトで、やはりリニアリティに富んだ感触を示すようになったシャシーのおかげでもある。要はクルマ全体がトータルで、そういうものになっているということ。もっと走りたいと思わせるクルマだからこそ、燃費の良さが一層嬉しさに繋がる。

思いのままに走りを楽しめて、それでいて気付くと燃費も良い。SKYACTIVが狙うのはそんな境地であろう。その第一弾たるデミオ13-SKYACTIVは、そんなマツダのクルマづくりの、モノづくりの一貫した姿勢が伝わる1台に仕上がっているのだ。

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