ピニンファリーナと伊レーシングコンストラクターが名車「初代NSX」を現代にリメイク！ リトラクタブルヘッドライトも再現した注目モデルを公開

NSXトリビュートモデル（ピニンファリーナ×JASモータースポーツ）「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

絶滅したリトラクタブルヘッドライトを再現

安全基準から現代では姿を消したリトラクタブルヘッドライトですが、この新型では再現しています。ブラックのキャノピーやフープリアスポイラー、シンプルなリアコンビランプなど、往年のNSXを思わせるディテールも再現されています。

一方で、ボディはカーボンファイバー製に刷新され、より力強い造形に仕上がっています。ワイド化されたフロントフェンダーの後方にはエアベントが設けられ、リアクォーターパネルのインテークも大型化。フロントフードには「NSX-R」（NA2型）を思わせるエアベントが追加されています。

全体的にスタンスは大きく進化しており、リアトレッドが拡大されたことで、初代よりもどっしりとした印象です。ティーザー画像から全体像を正確に把握するのは難しいものの、より現代的でバランスの取れたプロポーションに仕上がっているように見えます。

なお、ホンダのエンブレムはJASのロゴに置き換えられており、正式なホンダブランド車ではありません。ピニンファリーナは「このモデルはサーキット専用ではなく公道走行を想定している」としており、ロードカーとしての快適性も備えるとみられます。

内装は未公開ですが、大型ディスプレイなど最新装備の採用も期待できます。