自動車評論家が2週間でテスラを注文した理由は「クルマの常識が破られた」
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:テスラモーターズジャパン
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また、テスラ(モデルS/モデルX)はピュアな電気自動車として、プラットフォームから完全にゼロベースで設計された現時点で唯一のクルマだ。エンジンを搭載するスペースや燃料タンクのスペース、4輪駆動にするための複雑な駆動力伝達アイテムの搭載スペースなどから完全に解放され、パッケージングも規格外のクルマになっている。
例えばバッテリーの重量は重いが、車体の中央に寄せるようにフロア下に敷き詰めて低重心化しているから、カーブでは張り付き感や安定感が高い。衝突時のバッテリー保護も踏まえた補強がボディのしっかり感も向上。前後のモーターは前後重量バランスを整える効果も発揮している。
こうしたシャシーの基本性能に加えてエアサスの効果が見逃せない。しなやかな足回りの動きに加えて、高速走行時は車高を下げて安定性を高めるなど、快適性とスポーツ性を高次元で両立している。ちなみにP100Dはそのパフォーマンスもあってやや硬めの乗り味に感じたので、快適性を重視するなら「100D」や「90D」がおすすめだ。0-100km/h加速は少し遅い4.4秒だが、一般的には十分に速い。また、これらのグレードではエアサスがオプションになるが、こいつは選んでおきたい。乗り心地とスポーツ性の両立効果は大きいし、購入後のメカのアップデートはできないし、エアサスはナビと連携することで、下回りを擦りそうな場所で一度操作したら、次回からは自動で車高が上がるようにもなるなど、使い勝手がいいのだ。
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