【航続800km＆全長5m超！】ジャガー最強の新型EVが開発進行中。ロールスやベントレーが覇権を握る“超高級市場”へ殴り込む

ジャガー Type 00 プロトタイプ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

長大ボンネットに4ドア構成、ただ者ではないEVの誕生か

ニュルブルクリンク近郊でキャッチされたプロトタイプは、外観こそカモフラージュされていますが、そのシルエットは極めて特徴的。

Type 00は2ドアでしたが、量産型はより実用的な4ドア構成へと進化しています。そして、全長5メートル超という堂々たるプロポーションに、異様に長いボンネット――これはただの電気自動車ではなさそうです。

フロントは直立したフェイシアとスリムなヘッドライト、3分割のスポーティな下部インテークを備え、威風堂々。サイドにはフラッシュマウント式ドアハンドルと巨大な充電ポートカバー、そしてコンセプトモデルを彷彿とさせる大径ホイールも確認できます。ルーフラインは低く、まるでスポーツカーのような雰囲気です。

リアはまだ厚くカモフラージュされているものの、「Type 00」にあったやや奇抜な“家電的”リアエンドよりも、遥かに洗練された仕上がりになる可能性大。スリムなテールライトバー、曲面を生かしたバンパーなど、新たな高級感を漂わせています。