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【覚えてますか?】荷室に“専用バイク”を搭載する「シティ」はホンダの天才的発想から生まれたコンパクトカー

個性的で楽しいルックスとモトコンポ

1980年代のホンダは、次々と新鮮なモデルを送り出していた。中でも初代「シティ」は、独自のパッケージングで広い室内と明確な個性を主張し、多くの人を魅了した。

かつてホンダは、人をワクワクさせる天才だった。1981年10月に登場した初代シティも、そんなホンダの魅力を凝縮した代表的な存在である。

初代シティは、ホンダ独自の「MM思想(メカミニマム、マンマキシマム思想)」を徹底し、限られた外寸から最大の居住スペースを獲得するため、全高1470mmのトールボーイデザインを採用した。

それはまさにマジックだった。全長はわずか3380mm。現在の軽自動車よりも短いサイズながら、高さ方向に余裕を持たせることでデッドスペースをなくし、大人4名がゆったりとくつろげる居住スペースと実用的なラゲッジスペースを確保したのだ。

しかも、抜群のデザインセンスでコンパクトカーならではの「楽しい雰囲気」を全身で発散していた。ファニーなフロントマスク、ステーの長い昆虫のようなフェンダーミラー、塊感のあるフォルム。シティのルックスは、クラスレスの雰囲気を発散していた。さらに、ラゲッジにぴったり収まる専用設計のモトコンポ(50ccの折り畳み式原付バイク)まで用意されていた。

シティは発表と同時に話題となり、乗ることがシンプルな生活を指向するオーナーのライフスタイルの表現となった。効率を重視した新開発の1.2L直列4気筒ガソリンエンジンは、パワーと燃費を高次元で両立させた。ここでも時代を先取りしていた。

(次のページに続く)

>>おしゃれカッコいい! 初代シティのフォトギャラリーはここからチェック!

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#シティ #ホンダ #ブルドッグ #BEV #シティターボ #旧車

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  • 2025/4/05 15:17

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    トールワゴンで大ヒットしたのに、フルモデルチェンジで極端に背が低くなってしまった。
    ロー&ワイドでジムカーナは速かったですが先代のユーザーにはそっぽを向かれ人気は低迷、結果的に国内は二代目で絶版…
    CR-Xやオデッセイもそうですがホンダの朝令暮改が悪い方向にいった例ですね。
  • 2025/4/05 15:28

    違反報告

    シルエットはワゴンRやキューブに繋がる
    CITYが今の軽トールワゴンの始祖じゃないかと思う

    デザインやコンセプトは社内公募だと聞いたが
    こんな素晴らしい車を発案した社員はその後どうしたんだろう

    それにしてもキープコンセプトが不得意なホンダがもっと上手に立ち回れたらもっとシェアを伸ばせたんじゃないかと思う
  • 2025/4/05 15:10

    違反報告

    ワンメイクレースとかあったような

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