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プリウス公道試乗開始 その予想以上の実力!

もはやすべてのクルマがライバル!

ライバル比較で締めてほしいというのが編集部からのオーダーなのだが、この圧倒的な低燃費の前では、何を持ってきても対抗し得ないな…というのが率直なところだったりする。もちろんクルマにとって大事なのは燃費だけじゃない。しかしこの低燃費には、そうした声をも黙らせる力がある。

 それでも挙げるなら筆頭はインサイトだろう。装備云々を置いておけば絶対的な車両価格はやはり安いだけに、そこに魅力はある。そういう意味で、あるいは市場は住み分けされるのかもしれない。

 本音としてはホンダには189万円のベースグレードにもVSAなどを標準装備するなどの改良を施してほしいと望む。そうすればプリウスに対する価格の優位性がふたたび際立つはずだし、何よりクルマに関わる企業の姿勢として、そうでなければならないとすら思う。

 しかしプリウスは、もはやハイブリッド車だけにライバル視される存在ではないだろう。極端な話、多少なりともこだわり持った人に選ばれてきたクルマすべてが、今やプリウスに喰われかねない状況だ。たとえば自分はゴルフを買いたいと思っても、家族にプリウスにしようと言われたら、それを覆せる理由をどれだけ並べられるだろうか? レガシィだってアクセラだってそう。しかもプリウス自体、燃費だけじゃない魅力を新型ではグッと高めているのだから。

 でも、それでいいと思う。もはや中途半端な(と敢えて言ってしまおう)商品では通用しない時代。プリウスに負けない、プリウスとは違った説得力を持ったモデルを出さなければ、どこもクルマを買ってもらえないのだ。それはユーザーにとっては決して悪い時代ではないはずである。ライバルとなるすべてのメーカーの巻き返しにも期待しよう。

 それにしてもこの新型プリウス、時代を大きく揺り動かしたことは間違いなさそうである。

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