次期「ボクスター/ケイマン」は冷却問題で苦戦中、EV販売も大幅未達。ポルシェの先が読めない
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏 31
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ベストセラーの「カイエン」のEVバージョンの動向も気になる。このSUVの電動バージョンはマカンエレクトリックと同じPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)、すなわちマカンやアウディ「Q6 eトロン」と同じプラットフォームを延長したアーキテクチャーを使っている。
パワートレーンも基本的には共通だが、カイエンのトップモデル「ターボ」では700kW(952ps)を発生するはずだ。BEVのパワーウォーズに対抗するために1000psを超える「ターボGT」のBEV版が登場する可能性もある。
興味深いのはカイエンもマカン同様にBEVとICEの両モデルが並行して販売されるのだ。ただしマカンと違ってプラットフォームはアップグレードされ、サイバーセキュリティ対策が施されているはずなので欧州内でも発売可能なはずだ。
(次のページに続く)
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