マクラーレン12Cスパイダー、クーペ同然の走り
掲載 更新 carview! 文:渡辺 敏史/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:渡辺 敏史/写真:篠原 晃一
カーボンやアルミといったサーキットテクノロジーを大胆に用いたマテリアルで形づくられるのは、ドライバーを中央に座らせる独創的なパッケージ。そこからもたらされるレーシングカーも真っ青のエアロダイナミクスで圧倒的なパフォーマンスを御する、そんなコンセプトで90年代の前半に登場した「マクラーレン F1」は、同社初の市販車として注目を集めたものの、妥協なき設計の対価ともいえる当時約1億円という車両価格も災いし、二桁台の販売台数に留まった。が、その後このモデルをベースとしたFIA-GTカテゴリーでのレース活動などもヒストリーに加わり、現在F1の流通相場は当時の5倍以上という驚くほどのプレミアムが乗っている。
12Cは、マクラーレンがそのF1以来となる、開発~生産~販売までを担うスーパーカーだ。が、その時と大きく違うのは、このクルマが量産を前提としてスーパーカービジネスのど真ん中に乗り込んでいることだろう。そのために彼らはレース部門とは別の独立した会社を興し、生産設備に多大な投資もしている。工場を稼働させることで、近隣の雇用も創出する……と、計画ではそこまで言及して風呂敷を広げているのだから、好事家だけを相手にしていた以前とは、腹の括り方が比べられない。
そうして作られる12Cは、もちろん数的な面からしてF1のような伝説にはなり得ない。が、F1との血脈をまったく感じないかといえばそれも違うだろう。むしろ素材・製造技術の進化や量産効果により、F1が達成していたことをプロダクションラインまで落とし込んできたという見方も出来るかもしれない。あるいはそのデザインやレイアウトに、一目置くべき関連性を伺うこともできる。
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