VWティグアン・オールスペースはクラス大本命の魅力的なパッケージング(※修正あり)
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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インテリアのデザインは、基本的にティグアンと共通だが、パッケージングは専用となっている。ロングホイールベースを活かし、2列目シートの着座位置をやや後方へ移動し、ティグアンよりも居住性が高められているのだ。実際に2列目に座ってみても、明らかに広々としていて余裕たっぷりだ。だが、肝心の3列目は大人が座るにはかなり狭い。はっきり言ってエマージェンシー・シートである。
サイズ拡大により容量が増したラゲッジは、かなり魅力的である。5人乗車時のラゲッジ容量は700リッターと、ティグアンの615リッターから大幅に増している。2~3列目を折り畳めば、最大で1920リッターとワゴン顔負けだ。前後長も最大で1921mmに達し、スキー板のような長尺物でも問題無く積める。
3列目が省略された2列5人乗り仕様では、通常時のラゲッジ容量が760リッターと、さらに余裕がある。ティグアン・オールスペースのベストチョイスは、2列5人乗りかもしれない。本来のコンセプトから離れてしまうが。
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