サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由

ここから本文です

「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由

ACCは硬派にとっても付いていたら便利な機能ではある

そこについて、「ジムニーという車は、余計なモノが何も付いてないからこそ美しいのだ!」と信じる硬派オフローダーや、ややこしいモノが内蔵されると、バンパー交換などのカスタマイズが難しくなってしまうカスタム愛好家が反発しているわけだ。

オフローダー各位の想いも、カスタマイザー各位の気持ちも十分わかるつもりではあるが、これはもう「時代ゆえ仕方ない」とあきらめるしかない話である。

さまざまな社会的責任を負い、さらには年々厳しくなる各種法規にのっとっていく必要がある大手自動車メーカーが、「ジムニーだから」という理由だけで、いつまでも安全装備の内容向上を後回しにし続けることはできない。

また、ジムニーという車が相変わらず超硬派な本格オフローダーである事実は変わらないが、「現行型における大半のユーザーは最上級グレードのAT車を選び、主には舗装路を走っている」というマーケットの実情から、スズキという営利企業が目を背けるわけにもいかない。

さらにいえば、遠くの山々を走り回る本格オフローダーとて、なにも自宅の目の前から山までずっと悪路を走って行くわけではなく、多くの場合は舗装された高速道路を使って山々の付近までたどり着いているはず。

そういった行き帰りの道中の疲労度を軽減させるためには、やはりACCというのは、付いていると“効く”装備である。それゆえ「オフローダーはそんなモノを必要としないのだ!」という意見も、決して100%の正論ではないと考える。

そして第二のポイントとして「スズキめ、どさくさに紛れて大幅値上げしやがって!」という批判もあるわけだが、これについても、スズキを責めるのは若干筋違いといえる。

自動車製造に必要となる部品や素材だけでなく、ありとあらゆるモノの値段が上がりまくっている昨今において、いつまでもスズキに「今までどおり安く売ってくれるんでしょ? 高くしちゃったらもう買わないよ?」などと迫るのは、人の道から外れる行為だ。

(次のページに続く)

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

227 . 2万円 238 . 6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 8万円 508 . 0万円

中古車を検索
スズキ ジムニーシエラの買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン