「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 52
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 52
そこについて、「ジムニーという車は、余計なモノが何も付いてないからこそ美しいのだ!」と信じる硬派オフローダーや、ややこしいモノが内蔵されると、バンパー交換などのカスタマイズが難しくなってしまうカスタム愛好家が反発しているわけだ。
オフローダー各位の想いも、カスタマイザー各位の気持ちも十分わかるつもりではあるが、これはもう「時代ゆえ仕方ない」とあきらめるしかない話である。
さまざまな社会的責任を負い、さらには年々厳しくなる各種法規にのっとっていく必要がある大手自動車メーカーが、「ジムニーだから」という理由だけで、いつまでも安全装備の内容向上を後回しにし続けることはできない。
また、ジムニーという車が相変わらず超硬派な本格オフローダーである事実は変わらないが、「現行型における大半のユーザーは最上級グレードのAT車を選び、主には舗装路を走っている」というマーケットの実情から、スズキという営利企業が目を背けるわけにもいかない。
さらにいえば、遠くの山々を走り回る本格オフローダーとて、なにも自宅の目の前から山までずっと悪路を走って行くわけではなく、多くの場合は舗装された高速道路を使って山々の付近までたどり着いているはず。
そういった行き帰りの道中の疲労度を軽減させるためには、やはりACCというのは、付いていると“効く”装備である。それゆえ「オフローダーはそんなモノを必要としないのだ!」という意見も、決して100%の正論ではないと考える。
そして第二のポイントとして「スズキめ、どさくさに紛れて大幅値上げしやがって!」という批判もあるわけだが、これについても、スズキを責めるのは若干筋違いといえる。
自動車製造に必要となる部品や素材だけでなく、ありとあらゆるモノの値段が上がりまくっている昨今において、いつまでもスズキに「今までどおり安く売ってくれるんでしょ? 高くしちゃったらもう買わないよ?」などと迫るのは、人の道から外れる行為だ。
(次のページに続く)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「えっ…300万円台から!?」 トヨタ新型「ランドクルーザーFJ」価格は? 斬新“カクカク”デザイン×ラダーフレーム採用の「ガチ仕様」で26年発売へ
運輸局“怒り”の「いますぐクルマを直せ!」命令に反響多数 「厳罰化しろ」「もっとやれ」東北道で出現の“迷惑”「爆音・フルスモ・ハミタイ」の旧車セダンを“即・摘発”! 不正改造検問取締り実施
トヨタ新「“5人乗り”コンパクトバン」発表で“反響”殺到! スッキリ系「カクカクデザイン」×全長4.2m級の「めちゃ扱いやすいサイズ」! 超ロングセラーモデル「プロボックス」の一部改良で販売店に寄せられた声とは
中国産の新型「“格安”SUV」登場!? 約130万円も安い「スーパーハイブリッド」実際どう? 上質インテリアもイイ「BYDシーライオン6」とは
ダイハツ新型「軽スポーツカー」まもなく発売!? 予想価格は175万円! パワフルな64馬力ターボ×MT搭載! 軽量&低重心でめちゃ楽しい「ミライースGRスポーツ」とは!
レクサスの新「ちいさな“高級SUV”」発表で反響殺到! 「着実にアップデートしてる」「LBXより好き」の声も! ロングセラーモデル「UX」に寄せられた“熱視線”とは
ホンダの新基準原付「Dio110 Lite」発売 販売店への反響は? ユーザーの理解度は?
ホンダ新「軽ワゴン」発売に反響殺到! 「“一番低燃費”で経済的なのがイイ」「レトロっぽくてむしろ好き」の声も! 最上級より「55万円オトク」なシンプル仕立ての「N-ONE」最安モデルに熱視線!
EVが普及するだしないだ結局エンジン車はこの先どうなる? 内燃機関の存続は「燃料」次第だった!
若いころは憧れども高くて手が出せず! じゃあいま中古で……って高くね? 当時大人気だったクルマ6台の驚くべきいまの中古車価格
まもなく発売! 三菱の“オールラウンドミニバン”新型「デリカD:5」は何が進化した? スタイリングはより力強く! ハイテク搭載で向上した走破性も注目です
リッター20キロ走る! ホンダの最高級ミニバン「“新”オデッセイ」登場! 全長4.8m“堂々”ボディに快適度アップの「大型シェード」新採用! 最新「3列・7人乗り」の“豪華仕様”が販売店でも話題に
2025年《冬》注目モデル購入情報『ステップワゴン』
価値ある398万2000円──新型BYDシーライオン6試乗記
最強4WDこそがウリのスズキ・ジムニーにFRモデルがあったって本当!? マジで「誰向け?」の疑問しか出ない激レアグレードの謎!
「リッター27キロ」超え! トヨタ新「“4WD”コンパクトミニバン」が凄い! 全長4.2mボディに「画期的パワースライドドア」&“専用デザイン”採用の「7人乗り」仕様! “快適内装”も魅力の最高級「シエンタ 」とは?
斬新「“四駆”ミニバン」26年発売へ! “アルファード超え”大柄ボディ&「めちゃ豪華内装」の“3列6人/7人乗り”仕様! 「600馬力超え」のパワトレも凄い! めちゃ光る“ド迫力顔”のジーカー「009」とは?
トヨタ最新「“3列7人/8人乗り”ミニバン」が凄いッ! 世界初「画期的ドア」&メーカー初の”安全機能”や運転支援技術がもり沢山! 人気トップ10にもランクインしている大人気「ノア」の革新的技術って?
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
スズキで一番売れている登録車は「ジムニー」でなく「ソリオ」。なぜ快進撃を続けるのか? 両車を深掘りして見えた“解”とは
新型「エルグランド」は“電動化”で値上がり確実。いま“400万円前半の現行”をお得に狙うべきこれだけの理由
【販売網は他社の4分の1なのに売れすぎ】三菱「デリカミニ」が受注1万台超。“300万円級デリマルパッケージ”がオーダーの7割弱という異例の人気ぶり
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
「ハイラックス」が火をつけた国内ピックアップトラック人気。三菱「トライトン」に続いていすゞ「D-MAX」やマツダ「BT-50」もアリじゃない?
「GR GT」が新開発の4.0L V8ツインターボ+ハイブリッドの“FR”になった訳。“速さ”以外にも譲れなかったこととは
スズキ「ジムニー シエラ」3ドアが2026年型から豪州で復活。装備内容や価格改定から見える海外でのニーズと人気度
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!