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スズキ・ダイハツ・トヨタがBEV商用軽バンを発表。航続距離200km、発売は年度内

航続距離は200kmを見込む

スズキ、ダイハツ、トヨタは、3社で共同開発するBEVシステムを搭載した商用軽バン(BEV商用軽バン)のプロトタイプを発表した。「G7広島サミット」に際し、5月18日から21日に日本自動車工業会が行う展示イベントで公開する。

今回のBEV商用軽バンは、スズキ、ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウと、トヨタの電動化技術を融合し、軽商用車に適したBEVシステムを3社で共同開発した。ベースはダイハツ「ハイゼットカーゴ」のようで、車両はダイハツが生産を行い、3社がそれぞれ2023年度内に導入する。

一充電当たりの航続距離は200km程度を見込み、企画にあたってはコマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジー社(CJPT)も参画することで、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求するという。

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軽自動車にもEV化の波

ホンダは昨年末に「N-VAN」ベースのBEV軽商用バンの投入を発表。今年4月には、6月からヤマト運輸と組んでその実用性の検証を行い、2024年春に市場投入することを発表している。こちらも航続距離は200kmを目標に開発を行っており、価格は100万円台から設定する予定だ。

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これまで軽自動車のBEVは、三菱「i-MiEV」や「ミニキャブ・ミーブ」など一部の限られたモデルのみだったが、昨今ではカーボンニュートラル社会の実現に向け、日産・三菱が「サクラ」と「eKクロス EV」を投入するなど、BEV化の波は各メーカーの参入でますます大きくなりそうだ。

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写真:スズキ、ダイハツ、トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、三菱自動車

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