ホンダのコンパクトミニバン「フリード」 ライバルはボディサイズ&ラインアップがほぼ同等のシエンタ
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 66
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 66
フリードを買う場合に悩ましいのは「グレード選び」でしょうか。まずは室内形状的に「3列6~7人乗り」と「2列5人乗り」の2タイプがあり、それぞれにガソリンとハイブリッドがあって、さらにそれぞれが何種類かのグレードに分かれていますので、合計グレード数は数えるのも億劫になるほど豊富です。
「3列シートのフリードにするか、それとも2列のフリード+にするか?」という点に関しては「それぞれのライフスタイルに応じて決めるしかない」ということになりますが、「ガソリンか、それともハイブリッドか?」というのはなかなか難しい問題です。
結論としてはどちらも悪くありませんので、お好きなほうを選べば良いとは思うのですが、「比較的キビキビ走ることを好む」という人には、軽快感のあるガソリン車のほうが向いています。
そのうえでのグレード選択は、好バランスな一台を求めるなら「Gホンダセンシング」がおすすめ。ガソリン車のフリードには安価な「Bホンダセンシング」というのもありますが、こちらは両側パワースライドドアが無かったり(両側手動)、ヘッドライトがハロゲンタイプだったり、その他にもいろいろな装備が省略されていますので、満足度の点でやや難ありなのです。
またフリードは比較的おとなしめなニュアンスのデザインであるため、そこに若干の物足りなさを感じる人もいるかもしれません。そんな場合には、2019年8月に追加された「CROSSTAR(クロスター)」というSUV風の外観デザインを採用したグレードに注目してみてください。
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