ホンダのコンパクトミニバン「フリード」 ライバルはボディサイズ&ラインアップがほぼ同等のシエンタ
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 66
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ホンダ フリードのライバルとなる車種はトヨタ「シエンタ」です。こちらもフリードと同じ5ナンバーサイズのコンパクトミニバンで、1.5Lガソリンとハイブリッドがあって、3列シート車のほかに2列シートの「FUNBASE(ファンベース)」が用意されているという点まで、フリードとシエンタは見事にカブっています。
燃費は両者ほぼ互角で、使い勝手もおおむね互角。ただし3列目シートの収容方式は、フリードが跳ね上げ式であるのに対し、シエンタは床下にフラットに収容できます。そういった意味で、使い勝手に関してはシエンタがやや有利といえるでしょう。また外観デザインも、おとなしめなフリードよりシエンタのほうが「華があってよろしい」と評価する方もいるでしょう。
しかし運転支援システムに関しては、アダプティブクルーズコントロールが全車標準となるフリードのほうが上であり、「走らせる楽しみ」みたいな部分についても、フリードに軍配が上がるはずです。外観デザインも落ち着いた雰囲気のフリードのほうが好み、という選択もありと言えます。
そのあたりを重視したい人、つまり「実用的であると同時に、運転自体もけっこう楽しめる車」を探している人には、現行型のホンダ フリードこそがおすすめとなります。
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