“プリウス効果”で市場構成が変化【ボディタイプ別売れ筋】
掲載 更新 carview!
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ミニバン市場全体の登録台数は5万0756台で市場シェアは29.0%。1年前の同じ時期(登録台数約3万9000台)に比べ3割も規模が拡大している。その最大の要因は新型「トヨタ シエンタ」の販売好調で、12月も首位を維持している。ただし、前月に比べると13.6%のマイナスで、9-11月まで1万台を超えていた登録台数は12月に9000台を割った。あいかわらず絶好調ではあるが新車効果は落ちついてきている模様だ。
その一方で、根強い強さを見せているのが2位の「トヨタ ヴォクシー」。現行ヴォクシーの登場は2014年1月で2年が経過しているが、7853台の登録台数は、その後に登場した「トヨタ エスクァイア」(2014年11月)と「ホンダ ステップワゴン」(2015年4月発売)や、同時デビューの「トヨタ ノア」の倍以上だ。
3位は「ホンダ ステップワゴン」で3831台の登録台数で順位を前月から2つ上げている。とはいえ、3位から5位までは接戦で、ステップワゴンに対して4位「日産 セレナ」は40台差、5位「スズキ ソリオ」は82台差に迫っている。
1月にはトヨタ「ヴォクシー&ノア&エスクァイア」にいよいよ自動ブレーキを装備するなどの改良が施される。これが順位にどう影響するか来月以降のデータに注目していきたい。
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