ボディタイプ売れ筋、ハイブリッドが存在感増し

クーペ･オープン

需要一巡で86／BRZがペースダウン

　13カ月連続トップの「トヨタ 86」を含め、2位「スバル BRZ」、3位「ホンダ CR-Z」のトップ3は不動。ただ86が前年同月比32.0％、BRZも同48.5％と落ち込み、需要が一巡したことをうかがわせる。

　このところ影の薄かった「マツダ ロードスター」だが、久々に前年超え。5位「日産 フェアレディZ」も前年同月比96.8％と堅調で、こうした趣味性の高いモデルが売れるようになると、景気回復も本物かもしれない。またホンダがアメリカに次期NSXの専用工場を新設することを発表。量産開始は15年で、まだ先の話ではあるが、久々の高性能スポーツモデルとなる「NSX」に要注目だ。