現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 114
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次期モデルの導入が秒読みであるにもかかわらず、なぜ内外装デザインや装備に古さが否めない現行モデルのフォレスターが安定した販売台数を記録し続けているのでしょうか?
ある販売店関係者は次のように分析します。
「最大の要因は、ボディサイズにあると思います。
現行のフォレスターは、SUVらしいタフなデザインを高く評価していただいていますが、全幅は1815mm~となっており、比較対象になりやすいトヨタ『RAV4』(1855mm~)や日産『エクストレイル』(1840mm~)などと比べて少しスリムです。
北米では逆にそのボディサイズがネックとなっており、次期モデルでは少し大型化する見込みです。
北米はフォレスター最大の市場であるため、現地のニーズを意識するのはやむを得ないところではありますが、『これ以上大きくならないでほしい』と考える日本のお客様は少なくないようです。
また、昨今の傾向を考えると、次期モデルでは全体的に値上げする可能性が高そうです。
もちろん、クルマの基本性能が進化することや、機能装備もさらに充実することを考えると、引き続きコストパフォーマンスの高いモデルになるとは思いますが、予算面から現行モデルを選ぶお客様もいると思われます」
前出の販売店関係者は「とはいえ、新型を待っているお客様は多い」としたうえで、次のように続けます。
「あくまで北米仕様の話にはなりますが、新型フォレスターは最新のプラットフォームが採用され、走りや乗り心地が格段に進化しています。
内外装のデザインも、フォレスターらしい無骨さを残しながらも先進性を感じさせるものとなっているほか、11.6インチのディスプレイやキックセンサー式のハンズフリーパワーリアゲートも採用されるなど、機能面でも大きく進化しています。
さらに、スバルの強みである『アイサイト』についても、3眼の最新式のものが採用されています。
パワートレインについては、現時点では2.5リッターの水平対向ガソリンのみのラインナップとなっていますが、今後ハイブリッドモデルが追加されると聞いています」
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