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NISMOが作るジューク 走りの完成度をチェック

SUV特有の腰高感は一切気にならない

誰もが手なずけられる開かれたスポーツと表現したが、そうは言ってもNISMOブランドを背負うだけあり、かなり攻め込んだ乗り味に仕上がっている。

と言うのも、ベースにしたのはハイスピードレンジの欧州向けジューク用の足回り。言うなれば、日本でのジュークのスポーツグレード「16GT」よりも引き締まった足回りを、さらにNISMOが強化したわけだ。ジュークに乗っている方、試乗したことのある方なら、この事実だけでジュークNISMOがどのようなレベルにあるかは想像できるはず。

若者の間では日産のスポーツモデルといえばジュークと答える人がいるほどで、SUVであることを忘れさせる安定感や機敏性はひと昔前のスポーツモデル以上。そのジューク16GTを遥かに超えるスポーツ性とあれば、そりゃあ突き上げ感もあるってものだ。

しかも夏は問題ないだろうが、試乗した日のような足回りのダンパーなどが冷えた状態で走り出さねばならない冬場などは、シャキッと目が覚めそうなガツンとした入力がある。スポーツカーの乗り味を体感したことが無いユーザーなどは「えっ?」と驚くかもしれない。

一方、こうした足回りの効果もあって、旋回中の安定感とコントロール性は抜群だ。走行ペースが高まるほどに足回りが効果的に動き、気持ち良さが増すことも後押しして、いつのまにか相当なペースで走行。4つのタイヤに意のままに荷重を振り分けられる感覚さえあり、SUV特有の腰高感は一切気にならない。しかも装着するコンチネンタルタイヤとの相性がとても良く、振動の収束が早く安定したグリップを発揮するネットリとした感覚がハンドルからビシバシ伝わって来るのが見事。そのままワインディングやサーキットを走りたい気持ちになってくる。

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