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NISMOが作るジューク 走りの完成度をチェック

誰もが楽しめるスポーツ性を追求

搭載されるエンジンはベースモデルのグレードで言うと「16GT」同様の1.6L直噴ターボ+仮想7速操作を可能とするCVT。ターボの加給圧コントロールが異なり、最大出力で10ps、最大トルクで10Nm向上している。4WDはジュークの特徴である後輪左右トルクを走行条件に合わせて調整して、積極的にクルマを曲げて行くベクタリング機構付きだ。

技術説明を受けてようやく、思い込み…勘違い…妄想…に浸っていた脳ミソが現実に引き戻された。欧州のジュークRとは別モノなのだと…。

さて、そもそも論を話して行こう。日産は「NISMO」ブランドの展開戦略として、イメージとしてはBMWのMブランドやメルセデスのAMGのように育て上げて行く計画を持っている。性能第一主義のレースシーンにおいて、日産の看板を背負い続けてきたNISMO。そこが持つ技術力を、積極的に一般車へフィードバックさせて、少しでも性能の高い商品をユーザーに提供しようというのが狙いだ。

フィードバックの方法は2種類ある。R33 GT-Rをベースに仕上げられた「400R」のように、NISMOの技術力を究極レベルで注ぎ込み、これ以上の性能を求めるならレーシングカーしかない! そんな走行性能絶対主義の“トンがった”性能を持たせた商品。もうひとつが、そこまでの性能は求めていないが“ノーマル+α”のスポーツ性や走りの楽しさ、さらにはカッコ良さや個性が欲しいというユーザーに向けた商品だ。

前者が乗り手を選ぶ究極のスポーツ性追求モデルで、後者が誰もが手なずけられる開かれたスポーツ性を追求したモデルと考えればいいだろう。今回のジュークNISMOは、後者として仕上げられた第一号車。ジュークのカタログに、最上級グレード的な扱いで載っているのも興味深い。

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