Cカブリオレ海外試乗、ベストグレードはAMG C 43。Eワゴン発表会も報告
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
ボディ剛性との関係では「AMG C 43 4マチック」がベストハンドリングだ。エンジンはEクラスにも使われている3.0リッターV6ターボで、367ps/520Nmのパフォーマンスは立派。ギアボックスが9速トルコンATなので、町中でも走りやすい。また、4WDの4マチックを採用しているので峠でも敵ナシで、ウインタードライブにも連れ出せる。攻めれば適度にアドレナリンが出て、ハンドリングに夢中になれる。ボディ剛性とサスペンションも程よいマッチングを見せてくれる。お金に余裕があるならAMG C 43 4マチックはオススメだ。
一方、2.0リッターターボを搭載する「C 300」、245ps/370Nmは乗り心地が抜群に快適だった。実は、AMGの2台はパフォーマンス重視でノーマルタイヤを、C 300はランフラットタイヤを装着しているのだが、オプションのエア・サスペンションを装備していたので快適な乗り心地だったのだ。ボディ剛性とのマッチングはエア・サスペンションを装備したC 300がベストだろう。
Cクラス カブリオレは後席の居住性も満足できる。1時間くらいなら乗っていても疲れない。確かに荷室は犠牲になるが、後席にゴルフバックを放り込めば問題ないし、なによりも2+2のソフトトップの優雅な佇まいに惚れ込んでしまう。今は亡き徳大寺先生の「ルーフに落ちる雨の音がいいんだよね」という名言を思い出した。たしかに、その通りだ。
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