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GRの工場見学会が募集開始。クルマ好きなら一度は見ておきたいレース直系の“こだわり”と“特別感”とは

GRの工場見学会が募集開始。クルマ好きなら一度は見ておきたいレース直系の“こだわり”と“特別感”とは

「GRファクトリー」の様子

買いたくても買えない問題

AGVによる搬送とフラットフロアは、ラインをフレキシブルに組み替えることにも役立っている(ちなみに、部品棚にも車輪が付いておりこちらもフレキシブルに動かすことができる)。

GRはラリーや耐久レースなどでクルマを鍛え、そこで培った技術をスピーディに市販車にフィードバックしているが(GR流でいうところのアジャイルな開発)、この製造方法は“変種・変量・変技術”に素早く対応することができるという。

このうち“変技術”に関しては、新たなパーツの採用だけでなく、新しい製造工法なども素早く市販車に取り入れられるフレキシブル性があるそうで、トヨタ社内には表に出てきていないような様々な技術がゴロゴロ転がっているとのこと。さらに、ここで採用された技術がほかの製造ラインに転用されていく可能性もあるなど、まさに豊田氏が言う、クルマづくりも変わり、工場づくりそしてモノづくりの分野まで変革していく最前線がGRファクトリーなのだ。

となると気になるのは最近の「買いたくても買えない問題」。取材会後半の質疑応答では当然その話題も上がり、ユーザーとしては“変量”をもっと増やしてほしいというのが正直なところだが、GRによると「(生産量は)もちろん拡大する方向だが、GRとしての品質を守るのが最優先」とのことだ。

つまりトヨタの工場でありながら「早さ(量)<<精度」なのがGRのクルマづくり。こうしてレーシングカー並みの高精度・高剛性なクルマが生み出されていくのである。

GRファクトリー工場見学は、現状GRヤリスとGRカローラオーナーのみが対象で、「マイトヨタ」内の予約サイトからエントリーができる。広報部によると、予約開始からわずか2日で4~6月の予約枠が全て埋まるほどの人気だそうだ(7月分は5月7日12時に予約開始予定)。

オーナーにとっては、GRのこだわりを肌で感じられる特別な機会としてロイヤリティが高まることは間違いなし(見学に使用される「コースター(マイクロバス)」もGR仕様。しかも車内にはTGRワールドラリーチームのラトバラ代表のサイン入り)だが、その内容はクルマ好きなら誰しもが気になるところ。ここを訪れれば、GRが真剣にモータースポーツに根差したブランドになろうとしているかを肌で感じることができるだろう。

なお、GRファクトリーにはその稼働初日から片目が入っていないダルマが飾られている。片目が入っていないのは「もっといいクルマづくりに終わりはない」という意味が込められているそうだ。その目は、未来永劫黒くなることはないのである。

(終わり)

>>「GRファクトリー」の様子を写真でチェックする

◎あわせて読みたい:
>>ミッドシップ4WD×新開発2.0Lターボ。「GRヤリス M コンセプト」は何モノ? 市販化は? 開発主査を直撃した

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