新・コンチネンタルGTC 冬の伊豆をオープンで
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:望月 浩彦
そこで新型コンチネンタルGTCの成り立ちをチェックしてみると、以下のようになる。ボディサイズはホイールベースを含めて旧型とほぼ同一で、全幅と全高がわずかに拡大されている程度の違いしかない。スタイリングも基本のテイストは先代を受け継いでいるが、ヘッドライトの大小の径の違いが明確化され、フロントからサイドのフェンダーへと連続する面がこれまでより曲線的に処理されるなどの変化があって、旧型より一段とモダンな印象を与えるようになった。
新型GTCの車重は2495kgとクーペのGTより175kg重いが、それでも先代GTCと比べると25kg軽くなっている。その一方、6.0リッターW12ツインターボは先代に15psと50Nmが上乗せされて575psと700Nmを捻り出し、クイックシフト6段ATと組み合わせられて4輪を駆動する。前後輪のトルク配分が先代の50/50から40/60へと後輪寄りに変更されたのも、走りに関係するかなり重要な変化だといえる。
いずれにせよこのヘヴィ級の豪華4座コンバーチブルは、0-100km/hを4.8秒で加速し、トップスピード314km/hに達するというから、見掛け以上の高性能車なのである。
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