改良で約29万円値上げ。「アルファード」が台数で圧倒するのに、ホンダが「中国版オデッセイ」の販売を続けるワケ
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 226
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ホンダのフラッグシップミニバンであるオデッセイは、2021年末に一度、日本国内での生産を終了しました。終了の背景には、販売不振といったネガティブな理由だけではない「やむを得ない事情」があります。
オデッセイは、長きにわたり埼玉県にある狭山工場で生産されていましたが、狭山工場がホンダの生産体制の見直しに伴い閉鎖されたのです。これにより、国内生産の場を失ったオデッセイは、一時的に市場から姿を消しました。
しかし市場からは、オデッセイの復活を望む声が非常に大きく、ホンダ内部でもこの高価格帯のミニバンをラインナップから外すことへの危機感があったようです。
ホンダのラインナップにおいて、軽自動車やコンパクトカーとは一線を画す「大型ミニバン」という存在は、ブランドイメージを支え販売店の収益源を多様化させるうえでも不可欠な存在です。
そのような要望に応える形で、ホンダは中国の工場で生産されている「中国版オデッセイ」を日本へ逆輸入するかたちを取りました。既に中国で生産が続けられていた同型のオデッセイを導入することで、新たな開発コストをかけずに根強い需要に応えることが可能になったのです。
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